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小中学生の「ムリ」という言葉には偽薬で

2020年01月07日

何を頼んでも「ムリ」で返す小中学生

「これ、明日までに覚えてテストしようか」

「えーっ、ムリー」

よく塾でこんな会話が交わされます。

どうでしょうか?ご自宅でも何か頼んだり提案したりすると「ムリ」っていう返事が返ってきませんか?

小学校高学年から中学生くらいの子たちと話していると、頻繁に「ムリ」という言葉が返ってきます。「本当にできない」とは思っていなくても、「やったほうがいい」と思っていても、出来なかったときのために予防線を張るためでしょうか…。

偽薬の効果

ご存知かとは思いますが、こんなお話があります。

病気に効く成分が入ってない偽の薬を、病気の患者さんが飲みます。患者さんはその薬がよく効くと信じています。すると有効成分が入っていないにもかかわらず病気が改善することがあるそうです。

これをプラセボ効果と言うそうです。

言霊

また「言霊」という言葉があります。

声に出して発した言葉が音として伝わるだけでなく、物事の実現に影響を与えるというものです。

スポーツの試合本番で選手に対してネガティブな言葉は掛けませんよね。

お正月の箱根駅伝では「いけるよ!いけるよ!区間新ペースだ!」なんていう監督の声が聞こえてきました。

自分への声掛けと他人からの声掛けと

もうお分かりですよね。

「ムリ」「できない」と思って取り組むのと、「やれば効果がある」と信じて勉強するのでは全く効果が違います。

またネガティブな言葉を口にすることの悪影響もあります。だから勉強するときも、私たちが声をかけるときもポジティブな言葉を使うようにしたいですね。

 

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