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「(自信を持って)答えが書けた!」

2019年12月27日

かみ合わない会話

「どう?答えを書いたときの感触は?」

「書けた!」

何ともかみ合っていない会話ですね。

厳しくしますが大丈夫ですか?

「英語が全く出来ない!」と言ってクリスマス直前に駆け込んで来てくれた中学2年生。

「今まで、ほとんど当てずっぽうで答えを書くだけ」「ほとんどテスト勉強もしない」「ワークも出したり出さなかったり」だったとのこと・・・

もう2年生も終盤を迎えますからね。悠長なことを言っていられません。

「少し、いやかなり厳しくしますが、大丈夫でしょうか?」

保護者の方は乗り気なのですが、本人は少し引き気味。

まぁ、でも試してみないことには何も始まりませんからね。本人の意思を尊重して最低回数だけ冬期講習に参加することになりました。

初めて自信が持てた

冒頭に書いた会話は冬期講習初日の授業中のものです。

「どう?答えを書いたときの感触は?」

「書けた!」=「正解する自信があった。初めて英語で自信を持って答えを書いた」

意訳するとこんな感じでしょうか。

授業前の仕込み

実は授業の前に少し仕込みをしておいたんです。

いきなり授業をしても何も書くことができませんからね。そんな状態では英語を勉強する気持ちにはなりません。

そこで、まずは授業で取り組む単元の単語をキチンと覚えてもらいました。授業前日に「体験の時間も取れなかったし、授業に入る前に流れを実際に試してもらうから」という名目で教室に来てもらったんです。

そこで流れを説明して、単語をキチンと覚えてもらいました。

あとは授業で少し文法的なルールを説明すると答えを書けますからね。

初めに説明を聞きに来たときには、少し斜めに構えた感じだったのが、一気に表情が明るくなりました。

2回目の授業でも、「本当にそんな点数だったの?」という勢いで鉛筆を走らせている姿を見ることができました。

ここからが本当の闘い

少し英語の勉強に対するアレルギーが緩和されたとはいえ、2年生のテストで点数を取れるには程遠い状態です。

でも答えを書ける快感を彼は味わってしまいました。

まだ3学期から未来アカデミーに通うことは決まっていませんが、これからの彼の成長が楽しみです♪

 

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