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高校入試でポイントとなるのは2年生の2学期である理由

2019年09月06日

今、中学2年生に伝えていること

2学期に入って順次、生徒たちと面談をしています。

中学3年生など受験生にとって大切な時期なのはもちろんですが、実は中学2年生にとっても大切な時期です。

そんな中学2年生に面談で伝えていることが次の4つです。

①中2の2学期から「受験生」になる理由

②中3から受験勉強を始めて間に合う?

③なにから受験勉強を始めるのか

④中2の2学期は強敵ぞろい

それぞれ詳しく書いていきますね。

①中2の2学期から「受験生」になる理由

昨年も書きましたが、高校受験において「受験生」になるのは3年生になってからではありません。

中学2年生はいつから受験勉強を始めるべきか

高校入試では2学期に中学校で行われる実力テストの成績で受験校が決まります。だから9月のテストで「志望校を受けても問題ないですよ」という成績を取る必要があります。

だから中2の2学期から「受験生になった」「受験勉強をスタートさせる」という意識を持ってもらえたらと伝えています。

②中3から受験勉強を始めて間に合う?

受験勉強を3年生になってから始めるとどうなるでしょうか?

夏休みには夏期講習などで忙しくなります。それに加えて堺市では9月に総体があるため、運動部は夏休みも練習が続く場合が多いです。

だから夏前までに一通りの復習をして、弱点や夏に補強したいポイントを把握しておいたほうがいいですよね。

中3の1学期、4月~6月末までで約12週間あるとしましょう。

中間テストと期末テストの勉強にそれぞれ2週間が必要です。またテスト当日や修学旅行があって1週間。GWも1週間。(GWをみっちり受験勉強に使うのなら別ですが…)

そう考えると中3の1学期で受験勉強に使えるのは6週間です。

中1と中2で定期テストが10回あります。1週間前からテスト勉強をしていたとしても10週間、2週間前から勉強し始めているなら20週間も勉強していたことになります。

それだけかけて勉強してきた量を6週間で終えることができるでしょうか。

③なにから受験勉強を始めるのか

英語や数学は積み重ね科目なので、これまでに学習したことを日常的に使っています。

それに比べて理科、社会は1年生の学習単元を2年生になってから復習することは少ないでしょう。

英語や数学に比べて自分で勉強を進めやすい科目でもあります。

だから理科と社会から受験勉強を始めるといいでしょう。

④中2の2学期は強敵ぞろい

中学2年生の2学期は英語も数学も難関単元が続きます。

英語なら「不定詞」「動名詞」「比較級」「最上級」です。

数学は「連立方程式の文章題」「一次関数」「証明」です。

中学3年間でも難敵ぞろいの時期です。

「中2の2学期から受験生」という話から少し脱線しましたが、この時期が大切であることを強調するために書いておきます。

未来アカデミーに通う中学2年生には、このようなことを面談でお伝えしています。

ぜひ、この2学期を充実させて、行きたい高校に行くための基礎を固めるようにしてくださいね。

 

最後までお読みいただいて、ありがとうございます。

勉強や入試に役立つ情報をお送りします。
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