2019年09月11日
昨日の記事、関学の系属校となった賢明学院の続きです。
賢明学院中学校に”関学コース”はありません
関学との連携に伴って来年度から新しいコース名に変わります。「理数コース」と「総合コース」の2コース制で、中学校入学時には”関学コース”はありません。高校進学時に成績によって”関学コース”に進むことができます。
理数コース
コチラが上位コースです。基本的に、このコースで上位の生徒が「関西学院大学特進サイエンスコース」に進みます。
高校1年生からは3コース制になり理数コースに在籍する生徒は上位2コースに移ります。”関学コース”が最上位で、真ん中に「文理特進コース」があります。
総合コース
上記の「特進文理コース」のほかに私立文系を目指す「進学コース」があります。
総合コースから”関学コース”へも進むことはできるようですが、おそらく若干名でしょう。
高校入学組と同じクラスに
いわゆる中高一貫校では、高校から入学してくる生徒と中学入試で入った生徒は別クラス編成にすることが多いのですが、賢明学院では同じクラスに在籍することになります。
そのため学習進度も中学2年生までで中学内容を学習し終えて3年生で高校内容の先取りをするのではなく、中学3年間で中学校の学習内容を学びます。
とはいえ、今の中学1年生は中高一貫校がよく使用する教科書を使って授業をしています。
高校は3コース制
上にも書きましたが「関西学院大学特進サイエンスコース」「特進文理コース」「進学コース」の3コース制となります。
気になる”関学コース”の募集人数ですが、70名です。中学校から内部進学が約40名。そのうち何名かが関学コースに入ってきます。正確なことはその時期にならないとわかりませんが、高校から”関学コース”に入れるのが30~70名ということですね。
”関学コース”の難易度
中学校
中学校の理数コースが五ツ木駸々堂模試で偏差値50台前半。2020年入試では、中学入試初日1月18日(土)午前入試、午後入試ともに算数、国語、理科の3科目での受験が必須です。
総合コースは算数、国語のほかにもう1科目、理科・社会・英語から選択することができます。
また2日目の1月19日(日)は算数、国語の2科目のみの入試です。
高校
高校からの”関学コース”が五ツ木模試で偏差値50台後半。南大阪だと鳳高校や和泉高校、泉北高校の併願校といった位置づけでしょうか。
鳳高校や和泉高校から関関同立の理系進学者数を考えると、かなりお得な学校だと言えるでしょう。
それなのに高校入試では珍しくなった3科目入試(英語、数学、国語)です。
興味のある方はぜひ入試説明会などに参加してくださいね。
最後までお読みいただいて、ありがとうございます。