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関大北陽、2025入試説明会レポート

2025年07月09日

今年度の入試説明会、1校目は関大北陽。年ぶりの訪問でした。

今年、創立100周年だそうです。

以前はいわゆる底辺校だった北陽高校が、「関大北陽」になったのが2008年のこと。未来アカデミーの開校と同じ年ということで感慨深いものがあります。

大阪立命館(旧初芝立命館)も同様なのですが、高校からの入学がかなりキビシクなっています。

大学入試の複雑化や私立高校の授業料無償化という背景もあり、中学校の人気が高いことが原因だと思われます。

特に関大北陽中学校は、初日(1次入試)から国語と算数の2教科入試での受験が可能です。(大阪立命館の立命館コースは初日の午後入試から2科目受験が可能です。)

内申点の基準値が高い高校入試に比べると中学から入れておこう!という保護者の方の気持ちと、早くから生徒を確保したいという学校側の思惑が合致したということかもしれませんね。

実際に関大北陽が高校入試で受験生に求める内申点の基準値は、公立トップ校の受験生と同じレベルです・・・

関大への内部進学率

2025年度の在籍生が321名在籍で、287名が関西大学への進学を希望しました。そのうち関西大学へ合格したのが272名で希望者の94.8%、在籍生でいうと84.7%の進学率でした。

内部進学を辞退した生徒数の内訳は、国公立大学志望17名、関大にはない学部への進学希望11名、スポーツ推薦6名とのことです。

若干名ですが、文理コースから国公立大学を受験して合格してくる生徒もいるようです。今春は京都工繊大に1名合格でした。

また、特進アドバンスコースから、2025年春の入試ではコース在籍生37名中16名が国公立大学に合格、進学をしています。

中学校

中学入学者は高1で高校入学組と同じクラスに在籍します。中学から入学した生徒のうち、毎年10名前後が特進アドバンスコースに進学しています。

入学すれば高い割合で関大へ進学していますが、割と厳しく勉強もさせられます。(同じ学力層の学校から受験をして合格するよりは、かなり楽だとは思いますが)

中学校では毎年、勉強合宿があります。また、成績によって進学できる学部も変わってきます。

高校から入るより中学校を受験する方が「楽に」合格できるかもしれません。でも、合格をゴールにしてしまうと、思わぬ進路選択をせざるを得ない状況に陥ってしまうかもしれません。

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