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終わったテストを有効活用するために中学3年生にこんなことを話してみました

2018年05月21日

テストは終わったのに日曜勉強会に参加

ほとんどの公立中学校で、中間テストが終わりました。残すは月州中学校。あと私立中学校や高校は今週がピークですね。

昨日の日曜日もテスト勉強会を開催しました。中間テストの勉強をする中高生に交じって、テストが終わった殿馬場中学校や大浜中学校3年生も参加していました。

テストが終わったのに素晴らしい姿勢です。実は、先週金曜、土曜とテストの結果を見ながら個別にある話をしてみました。そのためか、3年生の半数がテストが終わったのに教室に来ていました。すぐに行動に移す姿勢、素晴らしいです。いよいよ受験生らしくなってきましたね。

テスト後に生徒たちに伝えたこと

話をした内容はこんな感じです。

今回のテスト結果も大切なんだけど、テストが終わった直後こそ本当に大切な時間です。

なぜ大切なのか?

大切な時間をどう使っていくのか?

ここから入試までに成績を上げるにはどうしたらいいのか?

具体的に何をしたらいいのか?

受験生が1年間で受けるテストの回数は?

定期テストは受けるまで、テスト前はほとんどの子が一生懸命に勉強をします。でも、これまで「テストのあと」は勉強してきましたか?

見事に全員が「NO」でした。

もし、テスト後に間違えた問題を3問10点分ずつ復習した場合と、しなかった場合を比べるとどうなるでしょう?1回だけのテストだったら、それほど差はつかないかもしれません。

中学校や高校では定期テストが1年に5回、それに加えて中学3年生は模擬テストが5~10回、学校の実力テストも2回~4回ほど受けることになります。

もし、毎回のテスト後に間違えた問題を3問10点分ずつ復習した場合と、しなかった場合を比べるとどうなるでしょう?かなりの差がつくことは容易に想像できますね。10点×10数回ですから。

めんどくさいはチャンス

でも、めんどくさいんですよねぇ。テストのあと、ホッとした気持ちで遊びたいと思っているのに勉強するって…

よーく分かります、その気持ち。でも、少し考えてみましょう。

1科目3問だけ、出来そうなのに×がついてしまった問題だけを復習するとしたら、どれくらい時間がかかりそうですか?

1時間もかかりませんよね?15~20分もあれば十分ではないでしょうか。

しかも、テスト後にキチンと復習をする子って少ないんですよね。

受験での成績、偏差値は受験生全体の中で決められます。だから全員が上がることはありません。誰かが上がれば、誰かが下がってしまいます。そんなルールです。

テストが終わったあとに復習をするのは、めんどくさいことです。多くの子がそう考えるでしょう。だからこそ「めんどくさいなぁ…」って思ったら、それは成績を上げるチャンスだと思うんです。

それでも、まだ動けないなら…

それでも、まだアタマで理解はできているけれど、カラダが…といった感じかもしれませんね。それは「苦手科目を一人で勉強するのがしんどい」からではないでしょうか。

たしかに全科目の復習となるとしんどいかもしれません。それなら、できれば何か1科目だけでも取り組んでみてくださいね。毎回、同じ科目にしぼって勉強したら半年後にはすごく大きな差になっていると思うんです。きっと、その科目は得意になっていることでしょう。

今までの成績はもう変えようがありません。でも1科目20分の努力が未来を変えます。少しだけでも行動を起こしてみてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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