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短い夏休み、受験生はお盆休みウィークをどう使いますか

2020年08月07日

ようやく夏休み

堺市では、ようやく今日が終業式。

コロナウイルス感染防止のための一斉休校が始まった2月からの変則的なスケジュールにようやく終止符が打たれますね。

といっても堺市立の小中学校の夏休みは18日まで。例年より1週間早く2学期が始まりますね。

来週の前半か後半は塾のお盆休みではないでしょうか。(未来アカデミーは13日~16日です)

このお盆休みに受験生、特に中学3年生に取り組んでもらいたいことが3つあります。

内申点に反映されるもの

まずは夏休みの宿題です。

8月19日の始業式まで、わずか11日。

今年の夏休みの宿題の提出期日には3種類あるようです。①始業式の日、②最初の授業の日、③実力テストの日の3パターンですね。

ある中学校では、宿題が問題集89ページ分、それを始業式の日に提出だそうです。「計画的に進めましょう」と言える量でも日数でもないですよね。

といっても、提出しないわけにはいきません。特に内申点に不安のある場合はなおさらです。夏休みの宿題は、普通は内申点に影響を与えますからね。

優先順位を決めて、できれば提出日に関係なく全てを、お盆休みの間に仕上げられるといいですね。(かなりしんどいのを承知で書いています。大変だと思いますが、何とか頑張っていただきたいと思います。)

9月の実力テストに影響するもの

2学期が始まって9月前半に行われる実力テスト。志望校を決めるうえで重要な資料となります。

ここで出来るだけ点数を上げておきたいのは言うまでもありません。

そのために、この塾もお休みのお盆休みにできること。

何度も、毎年のように繰り返していますが、夏期講習前半の復習をしておくのが大切です。

一度解いたことのある問題、できるようになった問題でも、すぐに忘れてしまいます。テストのときに「うーん、見たことがある。でも出来ない…」というのは悔し過ぎます。

とにかく解いたことのある問題が、「今も解ける状態にあるのか」をチェックしてみてください。そしてダメだったら、すぐに復習をして「解ける状態」に戻してくださいね。

塾で習っていない科目は、学校から出された夏休みの宿題を使って復習をするといいですね。

11月に懇談に影響するもの

このお盆休み、できれば志望校について2~3校ほど候補を挙げておいてください。公立高校へ進学する場合は併願校として私立高校についても考えてみてくださいね。

2学期の期末テスト前、11月半ばに各中学校で個人懇談が行われます。内容は志望校を決めること。

まだ受験校を確定させる訳ではありませんが、自分の考えを伝える必要があります。この段階で「うーん、あまり考えていなくって…」という訳にはいきません。

コロナの影響で不透明な部分はありますが、例年だと2学期に入ると各高校ではオープンキャンパスや入試説明会が行われます。闇雲に参加するのは効率が悪すぎます。

だから、9月になったら候補に挙がった学校が本当に行きたい学校なのかを確かめるために各高校で開催されるイベントに参加できる状態にしておけるといいでしょう。

堺市では運動部の引退が8月末前後ですし、お盆休みも練習があるクラブもあることでしょう。大変だとは思いますが、来週1週間を有効に使ってくださいね。

 

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