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朝型の勉強と入試本番での緊張の関係

2024年01月14日

朝型の生活リズムで勉強すると、入試本番での緊張感がマシになる?

本番のシミュレーションとしての模試

少し前ですが、8日の成人の日のことを書いておきます。

この日は冬期講習の締めくくりで模擬テストを行いました。

特に中学3年生で公立高校受験組には、結果をふまえて受験校を決めるという以外の意味も伝えました。

入試本番のシミュレーションですね。

この日は時間割を公立高校入試当日のものと同じに設定してテストを実施しました。

本番と同じにしたのは時間割だけではありません。

入試会場までの移動時間を考慮して何時に起きるかを設定します。そして、実際にその時刻に起きてもらいました。

また当日の休憩時間にはスマホを出さずに何か勉強をして過ごすと思うので、どの休憩時間に何を勉強するのかも考えて教材を持ってきてもらいました。

事前に模擬テスト当日のことを説明した際に、生徒から「制服も着てきますか?」という質問が出ました。いいですねぇ!しっかりと自分事として考えられている証拠です。制服を着るかどうかについては自由にしましたが。

朝型の生活にリズムを変える意味は?

よく受験直前期に「生活を朝型に変えよう」と言われます。

この日、その真意も伝えました。

「朝のほうが集中して勉強できる」といった声もありますが、夜のほうが勉強しやすい人もいます。そういう人にとっては朝に勉強するメリットはないかもしれません。だから無理に朝型に変える必要もありません。むしろ逆効果になってしまう場合もあります。

でも受験直前期だけは朝型に変えたほうがいいでしょう。

それは本番での緊張緩和につながります。

部活の試合などで早く起きた日に、緊張が高まったことを感じた人もいるのではないでしょうか。人は普段と生活リズムが変わると緊張してしまいがちです。

だから普段から入試本番と同じリズムで生活しておくと少しでも緊張する要素を減らすことができます。

ということで受験生が朝型の生活に変更する際に重要なことは、起床時間を入試本番に合わせるということです。

また起床時から脳がフル回転できるようになるのに3時間ほどかかるとも言われています。そのあたりのことも考慮して起床時間を決められるといいと思います。

 

最後までお読みいただいて、ありがとうございます。

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