2022年03月18日
雨・・・
ご卒業おめでとうございます。
堺市では今日が小学校の卒業式。残念ながら土砂降りで式を迎えるという…。でも「あの時、大雨で大変やったね」と数年後の同窓会なんかで話せるといいですね。
新中1ガイダンスの内容は?
さて卒業式ちょうど1週間前の11日(金)に新中学1年生の生徒さん向けにガイダンスを行いました。
内容はこんな感じです。
- 小学校と中学校の違い
- 一番大切な学年は?
- 定期テストについて
- 成績の付け方が変わりました
- 高校入試の仕組み
- 内申点の付け方
- 成績が下がる原因
- 家庭学習の仕方
- 中1の過ごし方で受験校が決まる
- テスト勉強の仕方
小学校と中学校、最大の違いは?
ひと通り説明した後で、小学校6年間のことを振り返って点数をつけてもらいました。
そして、その点数になった理由を考えます。意外とネガティブなんですよね。でも、小1の頃を思い出すと出来るようになったことが数多くあります。それらのことを思い出すと、少し自己評価が上がったようです。
そのうえで小学校と中学校の大きな違いについても考えてもらいました。
小中学校での一番の違いは卒業後の進路が決まっていないことなのではないでしょうか。
中学校は義務教育ということもあり、私立に行く子など一部を除いて同じ中学校に進みます。しかし、中学校卒業後の進路は自由に選択することができます。
当たり前に感じるかもしれませんが、自分の意志で進路を決めることができるんですよね。
なぜ高校に行くの?
それでも、ほとんど全員が高校に進学すると思います。
では、なぜ高校に進学するのでしょう?
質問を投げかけてみると、「大学に行くため」「できるだけ給料を多くもらうため」「選択肢を増やすため」といった意見が返ってきました。
では、なぜ人は働くのでしょうか?
働く人と(義務教育を終えて学び続ける)高校生や大学生との違い、大人と子どもの違いは?
人間と動物の違いは?
そんな問いを投げかけながら進学する意味、勉強する意味を考えてみます。思っていた「中学進学」ガイダンスとは違っていたみたいで、なかなかの反応を示してくれました。
その後、参加者には感想とともに「どうしたら来年の今ごろに自分に100点をつけてあげられるか」「中学に入ったら頑張りたいこと」といったことを書いてもらいました。
この感想と決意を元に、新学期が始まったら個別に面談をして内容の理解を深めようと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。