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子どもの花粉症と集中力

2019年03月09日

こんにちは、低学年担当の福島妙です。

ひな祭りも終わり、昼間は暖かい日が増えてきました。でも、この暖かさで一気に花粉が飛び出しましたね。未来アカデミー塾長も花粉症で、今年は目の痒みがひどいって言っています。

また、未来アカデミーの生徒たちも、花粉症を発症してしまい苦労しているというお話を聞くようになりました。

子どもたちが花粉症を発症してしまうと、鼻はむずむず、目は痒く、集中力も低下してしまいます。症状に気づいたら、なるべく早く対策をしてあげてくださいね。

2017年のロート製薬の調査では、

花粉症の子どもの親は85.2%が花粉症。1割の子どもは、両親ともに発症がなくても花粉症。

花粉症を実感している子どもを持つ母親500人に聞いた調査では、自分か夫もしくは両方ともに花粉症であると答えた人は、426人85.2%となりました。

この結果から「花粉症の子どもの親は85.2%が花粉症」ということが分かりました。さらに11.2%の子どもは、親が花粉症でなくても花粉症を発症していることが分かりました。

花粉症と副鼻腔炎※1)の併発は、子ども56.4%、大人45.0%。

花粉症の症状が出ているとき「副鼻腔炎」の症状があった子どもは282人・56.4%(病院で診断36.2%+病院で診断を受けていないがその症状がある20.2%)。また大人では花粉症の症状が出ているとき「副鼻腔炎」の症状があった人は45.0%(病院で診断20.4%+病院で診断を受けていないがその症状がある24.6%)となりました。

また、大人の調査において、花粉症の程度別にみると、花粉症が「軽症」の人では「副鼻腔炎」は39.4%、花粉症が「重症・最重症」の人では「副鼻腔炎」は56.6%となり、花粉症が重いほど「副鼻腔炎」を併発していることが分かりました。

※ 図表、調査結果などロート製薬資料より引用

早めに適切な治療を受けましょう。

私も昔、副鼻腔炎に悩まされた時期があったのですが、本当に不快でした。考えたくても頭がぼーっとするし、頭痛にも苦しめられます。学生時代になっていたら大変だったろうなぁと感じたのを覚えています。

自分自身が副鼻腔炎になった際には、耳鼻科で鼻の洗浄をしてもらい、抗生物質を飲み、薬剤を霧状にして口と鼻から吸入するネプライザー治療などを継続的にすることにより症状が軽くなりました。

市販のお薬だけを服用してもなかなか良くならないこともあります。薬が効かず鼻詰まりがひどいなどの症状がでてきたらすぐに耳鼻科で見てもらい、適切な処理をしてもらうことをお勧めします。

私の場合、最初はただの風邪だと思って放置していたら、どんどん症状がひどくなってしまいました。特に、小さなお子さんの場合は、自分で症状をきちんと伝えられないこともあるので、気を付けてあげてほしいと思います。

周囲の人も気遣ってあげましょう。

花粉症を患っている本人は、マスクに、眼鏡、屋内に入る前には服をはらうなど気を付けて行動をしていることが多いです。しかし、花粉症でない人はそういうことに無頓着になりがちです。

いくら本人が気をつけていても周囲の人が窓を開けたりすると、元も子もありません。また、服にたくさん花粉症をつけて家に入ったり、塾などの教室に入ってしまうと、こちらも避けようがありません。

この時期は花粉症に悩まされる人が多いことを理解して、できるだけ屋内に花粉を持ち込まないように気遣ってあげる優しさを持ってほしいと思います。

未来アカデミーの教室に入る前にも、できるだけ着ている服をさっとはらってから教室に入るようにご協力をお願いします。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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