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2021初芝立命館中学説明会レポート

2021年07月10日

こんにちは、低学年担当の福島妙です。

少しずつ周りでワクチン接種を受けた人が出始めました。残念ながら、私はまだ接種券すら手元に到着しておりません。市町村によってずいぶんワクチン接種のスピードが違うようです。とりあえず、8月中に接種できればいいなと思っていますが、どうなることやら。

さて、先日保護者向けの初芝立命館中学の説明会に参加しました。

リアルでの初芝立命館中学説明会

コロナの影響で説明会開催(オンライン説明会をのぞく)をしてこなかった各私立中学校ですが、ようやく少しずつリアルの場での説明会を開催し始めました。出席した初芝立命館中学も申込人数が予定数よりも多かったということで、急遽別枠の説明会を追加開催したとのことでした。

会場は難波パークスだったので、低学年授業の後に急いで会場に向かいました。

附属系中学の人気

初芝立命館中学はしばらく低迷してましたが、ここ数年人気が復活してきています。

大きな理由が、私立大学入試の難度化と受験生の現役志向が強くなっており、附属大学のある私立中学人気によるものであることは明白です。募集人数に対して大幅に受験者数が増えており、今後もおそらく増加傾向は続くでしょう。

受験者数が増えるということは、学校側にとって質のいい生徒を獲得できることにつながります。初芝立命館中ではそれを受けて、制服変更やコース変更などを実施予定です。優秀な子どもたち達が集まることで、学校としては従来よりもさらに子どもたちの可能性を拡げていくための努力を惜しまないと言っていました。

コース変更

2022年度募集からのコースは下記の通り。

  • 立命館コース 40 名     → 目標進学先:立命館大学、立命館アジア太平洋大学
  • アドバンストαコース 30 名  → 目標進学先:難関国立大、医歯薬獣医系大学
  • アドバンストβコース 40 名 → 目標進学先:国公立大学、私立大学

※ アドバンスト立命館コース、セレクト・アカデメイアコースが改編されます。

アドバンスα、βはともに立命館大学以外の大学を目指し、立命館コースでは10年間一貫教育で大学生との学びなども通じて人間力をつけていくようなコースとなっています。

「とがれ、自分。Be unique」がキーワード

今年度のパンフレットには大きく、「とがれ、自分。Be unique」と書かれています。4つの教育を柱にして、人間力を鍛え、未来で活躍する人材を育成するというのが方針として打ち出されています。

4つの柱とは、下記の通りです。

ITC教育は最近増えているIpadなどを利用した学習になり、真新しいものではありませんが、土曜日プラグラムはユニークな取り組みのように感じました。いくつかのプログラムから、子どもたち自身が興味のあるものを選択します。例えば、プログラミングやプレゼンテーションといったものから、水族館のバックヤード見学など、子ども達それぞれの興味を元にプログラムを選び、好奇心を刺激するようなプログラムとなっているようです。

  • ITC教育
  • Be unique土曜プログラム
  • 探求学習
  • 学力向上と自己啓発

新しい制服へ

中学校は新しい制服の採用となり、ブレザーの制服以外にもポロシャツにチノパン、キュロットスカート、パーカーなど色々な組み合わせができるものになりました。

写真:初芝立命館中学パンフより

子どもたちの自主性にあわせて、組み合わせがたくさんあり珍しい取り組みだなと感じました。

些細なことですが、かわいい制服やかっこいい制服、自分らしさを表現できる機会があることなどは、子どもたちのモチベーションアップにつながります。もちろん、制服で進学先を選ぶわけではありませんが・・・

英語教育について

英語教育についてはかなり力をいれているようです。イングリッシュイマージョンキャンプというプログラムで、英語のみを使用させて英語の環境にどっぷりつからせることから、スタート。そこから、英語でプレゼンを行ったり、希望者は2年生でオーストラリア語学研修、3年時には全員がカナダへ行く研修などが組み込まれています。

英語教育について、私立中学はどこも力をいれていますが初芝立命館の強みは、立命館アジア太平洋大学(APU)との連携プログラムなどがある点かもしれません。APUには多くの留学生が在籍しているため、留学生が英語力の向上に一役買っているようです。留学生にとっても、中学生にとっても、よい面が多くこういった取り組みは附属校ならではと言えるでしょう。

初芝立命館は高校受験でも年々難易度が増しています。様々なアプローチで学校側も変化していこうという姿勢が説明会では見られました。新しいコースになると、実績などがでるまで時間がかかる難点はあるものの、現状から悪くなることはないと思いますので、今後の動きに注目したいです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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