2019年04月13日
こんにちは、低学年担当の福島妙です。今年は寒の戻りがあったりで、少し体調管理が大変です。低学年のクラスにもこの時期、ヒノキの花粉もまだあるのでつらそうな子どもたちもいます。
4月は想像以上の変化が子どもたちに訪れています
新しい学年がスタートしました。教室でも「1組になったー!」「2組―!」とみんなが何組になったのか、報告してくれました。そして、担任の先生の話題にも。
友だち関係では、仲良しの友だちと同じクラスになれた子もいれば、離れ離れになって少し心ぼそくなっている子もいるようです。
時間割では5時間授業だった学校の授業が、6時間になる曜日が学年が上がるごとに増えていきます。
「新しい学年になったからがんぼろう!」もいいけど。「無理しないでもいいよ。」が効果的
一つお兄さん、お姉さんの学年になったので、おうちでも「〇年生になったしがんばろうね!」と言いがちです。
でも、ものすごく大きな環境変化あったので、できればこの時期は「すごいね!〇年生になったからがんばってるねー!ママもパパもびっくり!でも無理しなくて大丈夫だよ。」と言ってあげてください。
大人が考えている以上に実は4月は気をはって子どもたちは頑張っています。
4月病、5月病にならないように
5月病はよく聞きますが、最近は4月病というのがあるみたいです。4月に進学した学生や新入社員が環境の変化に適応できなくなり、不調を感じる症状のようです。春は季節の変わり目で、朝夕と昼間の気温差も大きいです。そこから体調不良になってしまいがちですので、気を付けてほしいと思います。
なお、4月病、5月病は正式な病名ではなく俗称です。陥りやすい下記のような症状があると少し注意が必要です。
■ 「何かをせずにはいられない」
■ 「いろいろなことにチャレンジしすぎる」
■ 「自分が大きくなった気がしてしまう」
■ 「おしゃべりになる」
特に、低学年のお子さんは自覚症状がないこともあるので、この時期はお子さんの状態をよく見て頑張りすぎないようにコントロールしてほしいと思います。
リラックスする時間作り、話をよく聞いてあげましょう
日々の家事や仕事でバタバタしていることと思いますが、4,5月はお風呂に一緒に入ったり、寝る前に本を読んだりして子どもとの時間を少し長めにとってみてはどうでしょうか?
リラックスした状況を作ってあげると、日々のストレスや気なっていることをぽつぽつと話してくれることが多いです。
例えば、無理に聞き出すというよりも、「ママ、パパも4月になって、頑張っているけどすごく大変なんだ。嫌なこともあるしいいこともあるよね。」といってあげてください。ママやパパだってしんどいんだよだからつらいことがあったもお互い吐き出そうという雰囲気を作ってあげれるといいですね。
子ともたちは話すことで問題が解決しなくても、ストレスを外に吐き出すことで心が楽になりようです。
家庭や学校での様子をお知らせください
たくさんの刺激や新しいことを経験し、少しずつ成長するのが低学年の子どもたちです。
それでも、つらいことや悲しいこと我慢できないことがあって、塾に行きたくなくなる時もでてきます。そんな時は塾に事前に子どもたちの様子を連絡ください。
ご家庭での状況を事前に聞いておくことで、子どもへの配慮をいつも以上に気を付けていきたいと思います。
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