2022年09月12日
昨日は第4回の五ツ木模試実施日。中学3年生たち、手ごたえはいかがでしたでしょうか?
その五ツ木模試前日の土曜日、中3入試特訓2回目の授業が行われました。2回目の授業前に話したことは、中学校の実力テストと五ツ木模試や進研模試の成績の比較について。話したことについてザっと書いてみます。
中学校の平均は偏差値50?
堺市の中学校では、9月と11月に実力テストが実施されます。その成績をもとに11月と12月の個人懇談で受験する学校を決めます。
その2回の実力テストはその中学校の生徒しか受けません。しかも、中学校間での学力格差があります。(公には存在しないことになっているそうですが・・・)
それが理解されているので、多くの中学3年生が五ツ木模試を受けます。模試を運営する五ツ木書房によると、1年間の延べ受験者数が16万人、公立中学生の約70%以上が受験したそうです。(2020年)
中学生の全員が受けているわけではありませんが、大阪府全体の中学生の成績と五ツ木模試の成績には大きな差はないと考えて問題ないでしょう。
しかし先ほど述べたように中学校によって学力差があります。ここで問題になるのが中学校での実力テストの成績と模試の成績をどう比較するといいのか、ということです。中学校の実力テストには偏差値も出ませんしね。
自分が通う中学校の平均点は偏差値いくつ?
とは言え、なかなか「〇〇中学校の平均点は偏差値□□に該当します」とは言えません。中学校毎だけではなく、学年による格差もありますので。
それでも経年比較をしているとある程度のことは見えてきます。それをふまえて、先週の土曜日には実力テストと偏差値を見比べるときの目安をお伝えしました。
模試を志望校判定だけの道具にしない
未来アカデミーでは、実力テストの結果、8月末に塾で実施した進研模試、9月の五ツ木模試の結果を比較して、受験校の見通しと今後の対策について9月末~10月前半に在籍する生徒さん達と面談をする予定です。
またテストを志望校判定のみに使うのは、あまりにもったいないです。1回1回のテストのあとに丁寧に復習をするだけでも半年後、入試直前での実力が大きく違ってきます。ぜひ、日々の行動に目的を意識して充実した受験勉強をしていただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。