2018年07月10日
2019年3月11日(月)
大阪府の公立高校一般選抜が行われる日です。ちょうど今日から7カ月後ですね。
↑今春の泉陽高校での合格発表の様子です。
7か月後の入試を目指して「夏休みは受験生にとって天王山」なんていうフレーズが言われ続けています。私が中学生だったころに聞いたような記憶があります。
もちろん、学校がお休みでまとまった時間を確保できるから、夏休みは受験生にとって大切だと言う意味です。
でも、ここに少し辛口のスパイスを入れてみましょう。
受験校が決まるのはいつ?
入塾面談でよくする質問です。「受験する学校はいつ決めますか?」
堺市の中学校では、学校で11月に進路懇談が、12月に学期末懇談で行われます。この2つの個人懇談でどこの私立高校を受験するのかを決めます。
公立を受験したい生徒は、公立高校はどこにするのかを視野に入れて併願校として受ける私立高校をどこにするかを決めることになります。
受験校を決めるときに参考にする成績は?
では、2学期末に私立高校の受験校を決めるとき参考にする成績は、いつ受けたテストの成績でしょうか?
答えは9月、10月、11月に各中学校で行われる実力テストの成績なんです。
受験勉強の1次締め切りは8月末
繰り返しになりますが、堺市の中学校では、夏休みが終わって9月10日前後に実力テストがあります。このテスト結果が受験校選びの資料になるので、ここで実力を発揮できるように受験勉強を9月の初めまでに一通り仕上げておく必要がありますよね。
入試本番での合格・不合格は、もちろん大切です。でも行きたい学校を受験できないとなると、どうでしょう…
行きたい学校を受験するためには、9月の実力テストで行きたい高校の合格の目安となる成績を取る必要があります。
ご理解いただけたと思います。これが今日のブログのタイトル『中学3年生は「受験まであと2か月」という事実』の意味です。
「クラブを引退したらガンバル」は通用しません
堺市では運動部の総体が今年は8月31日~9月1日あたりで行われます。バスケ部や吹奏楽部など一部の部活では引退が10月にずれ込むところもあります。
今年の9月の実力テストは殿馬場中学校が9月8日、大浜中学校や月州中学校では9月7日に行われます。
「クラブを引退したらガンバル」は通用するでしょうか?
運動部に限らず吹奏楽部など練習がハードなクラブに入っているなら、スキマ時間を利用するなど上手くクラブと勉強を両立させてくださいね。
今年の夏休みが充実したものになることを祈ります。最後までお読みいただき、ありがとうございます。