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「ワークを真面目に勉強しているのに平均点が取れない」への対応その2

2020年11月09日

昨日の記事で書いた真面目に勉強しているのに社会で点を取れない子たちへの処方せんを書いてみたいと思います。

「ワークを真面目に勉強しているのに平均点が取れない」への対応』その1

意識するポイントを伝える

まずはキーワードを覚えてもらうときに「あとで覚えたキーワードについて質問するからね」と勉強を始めるタイミングで声掛けをしてみました。

ある程度の時間をおいてワークに書かれているキーワードについて質問します。

「産業革命ってなんやったっけ?」「資本主義と社会主義の違いを教えて」

この時点では、ほぼ答えられません。

少し説明を加えて、それのことが書かれている教科書やワークの部分を読んでもらいます。そして重要な部分、説明の中心となるところに線を引いてもらいます。

すると、「あーっ!そういうことやったんや!」と嬉しい声を聞かせてくれましたよ。

同じ問題を解く

「なるほど!」と思った段階で、同じワークの勉強したのと同じ問題を解いてもらいました。

ここは割とスムーズに書けるようになっています。

「おーっ、バッチリやん!」

「やろ!?天才かも!」

っていうようなやり取りをして少し乗せておきます。

でも・・・

違う問題集を使ってみる

少し自信が出てきたようなので、「じゃあ、テストを想定して、このプリントを解いてみようか」といって問題を渡します。

同じキーワードを答える問題が8割ほど出されています。

このプリントで正解が5~7割ほどといったところだったでしょうか。

教科書やワークに書かれているものの、勉強したワークでは問われていないキーワードについては全く手が出ませんでしたね。

また知っているキーワードでも書かれている文章が変わると書けないものもありました。

そして分からないところは説明を加えます。

バランスよく

こういった感じで進めて2冊目の問題集を仕上げると平均プラスマイナス10点くらいといったところに落ち着きそうです。

あと1冊、違った問題集でチェックすると、さらに10点~20点アップといったところでしょうか。

ただ、社会ばかりに時間を割くわけに行きませんからね。

今回のテストはこのやり方で勉強を進めてもらい、次回は分からない部分を自分から質問に来てもらおうと思います。どの科目もそうなのですが、ある程度は自分で勉強できるようにならないといけませんから。

また改めてテスト結果が出たら、勉強法の修正点を相談して次回のテストに臨みたいと思います。

 

最後までお読みいただいて、ありがとうございます。

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