2020年06月15日
例年だと私立中学校や高校の塾を対象とした入試説明会の時期です。
今年は延期や中止が相次いでいますね。それでも学校などで開催するところもありますが、先週までの分散授業などがあり、全く参加できていませんでした。
ということで今年初の説明会は、追手門学院大手前のオンライン説明会です。
色々な特色が出てきた学校
実は長い間、この学校の説明会には参加していませんでした。大阪城が目の前に見え、環境は素晴らしいのですが、それほど特色が…
でも最近は違ってきたように聞いていました。それがパンフレットによく表れていますね。
授業にロボットプログラミングを取り入れています。またロボットプログラミング部は世界的な大会でも受賞、表彰されています。
また、中学校はそれに合わせるような特徴的な入試を行っています。
中学入試
独特の入試制度
中学入試については独特な制度を採用しています。
一般入試でも、A日程では「算国」「算国理」「算国英」、B日程では「算国」「算国理」「算理」と得意科目を活かしての受験が可能です。
WILL入試
また一般入試とは別に「WILL入試」という、かなり特徴的な入試制度があります。
「学びのリーダー発掘」という合言葉の下、いわゆる学力選抜ではなく作文やグループワークで合否を決めます。
will入試1期
事前に学習会に参加、身近な課題に対する解決策を作文に書き、それを元に面接して合否を決めます。
will入試2期
事前にロボットワークショップに参加、2~3人でロボットプログラミングを行います。プレゼンやワークについて振り返りシートを書きます。その様子や面接で合否を決めます。ロボットプログラミングについての知識の多さが合否を決めるということはないそうです。
1期、2期とも学力のチェックをするためにプレテストを受験する必要があります。ただ合格ラインに達していない生徒さんが何人も合格していました。
高校入試
あまり堺方面からは進学をしないイメージがありますが、今春の入試では併願者の進学先に鳳高校が入っていました。
高校入試では英検をはじめとして資格取得者には優遇があります。英検だけを例示すると以下の通りです。
級 | 当日みなし得点 |
準1級 | 100点 |
2級 | 90点 |
準2級 | 80点 |
3級 | 65点 |
申請者のうち40%前後が「みなし点」が適用になったとのこと。英検を持っている人は、かなり有利になりそうですね。
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