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フランス人学生の本格的なホームステイの受け入れ体験

こんにちは、低学年担当の福島妙です。

あまりの暑さに干からびそうですが、本日は人生初の淀川花火に行く予定です。死ぬほど疲れそうですが・・・

フランスから19歳の女子大生が我が家にやってきた!

さて、6月末から約一か月、我が家でホームステイの学生を預かっていました。フランス、ブルゴーニュからやってきた19歳の学生です。

「なんでホームステイを預かることになったのかな?」と疑問に思っていらっしゃる方もいるかもしれないので、いきさつをご説明します。

何度かお話をしているのですが、私は平日はIT関連の企業で仕事をしています。その会社には、様々な国籍のスタッフが在籍していて、(不定期ですが)海外籍のインターンを受け入れてきました。

今回、縁あってエンジニアの学校に通う女子学生を受け入れることに。1か月の長期滞在ということもあり、自宅にあずかることにしたんです。

どんな風に過ごしたの?

彼女は平日の朝9時から夕方6時まで、会社で勤務します。その後、帰宅して我が家で一緒に夕食、あとはプライベートな時間を過ごすというパターンでした。

夕食後、少しだけ一緒にテレビを見ることもありましたが、ほとんどの時間は自室で過ごしていましたね。その時、あえて「一緒に過ごそうよ!」などという声掛けはしませんでした。

お互い無理をせずというスタンスが一番だと思うんです。期間が長いので無理をして、しんどくなってしまうと続きませんからね。

毎日の食事は大変?

ホームステイを預かるとなると、一番気になるのが食事のことかと思います。でも、ここでもムリはしませんでした。

まずは朝食…

何もしません(笑)

彼女が起きてくる時間と、私が勤務先へ出社する時間とにかなり差があります。だから初日にルールを決めました。

食パンと飲み物は準備しておく。そして、それを自由に食べてもらうという流れです。

昼食は会社にいるので、コンビニなどでお弁当やパンを買って食べていたようです。

さて、問題は夕食ですね。

こちらは毎日、私の手作りを食べてもらいました。といっても特別な食事を作ることはなく、ふだん私たちが食べているものを1人分多く準備しただけですけどね。

ただ、洋食中心のメニューを作るようには心がけました。やはり煮物やお刺身、和食は彼女の口に合わないようだったので、少しだけ気をつかって避けるようにしました。

どんなものを作ったのか一部ご紹介。

オムライス、ハンバーグ、お好み焼き、手巻き寿司、ハヤシライス、ガッパオライス、豚カツ、から揚げ、チャーハンなどなど。

全部を書き出すのは大変なのでこれくらいにしておきますが、ほとんどが子どもが好きそうなメニューに絞って用意しました(笑)

その甲斐あってか、夕食は残すことなく毎日完食してくれましたー!(*´▽`*)

土日は??

休日に関しては、スケジュールがあえば、そして行き先に興味があれば一緒に出かけました。

といっても、大雨が降ったり週末に天候が崩れることが多く、一緒にでかけたのは京都の伏見と平日の夜に杭全神社の夏祭り、近所の手作り市くらいでした。

あ!そいえばアニメ好きと言われたので、天王寺のアニメイトにも連れて行ったんでした。

感想は?

1か月は長いようで短かったです。

彼女は喜怒哀楽をあまり表現しないタイプ。また興味のある対象が最後までつかめませんでした。それで何かをしてあげたくても何をしてあげれば喜ぶのかよくわからなかったという裏話もあります。

しかし、まだ19歳です。私も初めてオーストリアでホームステイした時には、英語はほとんど話せませんでした。今にして思えば、何かホストマザーから話しかけられても、「ニコニコ」っとしていただけだったなぁと。

ホームステイで語学力が飛躍的にアップするかというと実はそうでもないかもしれませんね。あくまでもホームステイ体験を通して、その国に興味を持ったり、その国のことが好きになったりするきっかけのような気がします。

今回の1か月の経験がなにかしら彼女にとって意味のある時間であってほしいと願っています。

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