2020年10月03日
こんにちは、低学年担当の福島妙です。
中秋の名月をご覧になりましたか?あっという間に9月が終わり、ふと夜空を見上げてみると、綺麗なお月様が見えました。今年もあと3か月ですね。
さて、本日は低学年クラスは月に一度の計算進級テストの日です。9月は秋休みがあったので、1週ずれてしまいました。
計算進級テスト
未来アカデミーの低学年クラスでは、月に一回計算進級テストを実施しています。四則演算のテストで、4枚で1セット。(ただし、未就学児さん用の級は2枚~3枚で1セット)
「各ページを5分以内」「90点以上」を合格基準にしています。
正確性とスピードをつけることは、4年生からの学習へための大事なステップです。最初は時間内に完了しない子も、毎週の宿題での計算プリントを自宅で時間を計って取り組むことで、徐々にスピードや正確性が出てきます。
コロナの影響で小学2年生の九九学習が例年より遅いスタートになっている小学校もあります。幸い、塾の子たちは夏休み前から取り組んできたので、無理のないペースでしっかりと定着したようです。4×7、6×8、6×7などの覚えにくい九九に関しては、何度も練習して完璧にしていきましょう。
九九学習に入って気をつける点としては、九九学習に入ることで、足し算、引き算の練習量が少なくなる点です。しかし、お稽古事と同じで少し休むと感が鈍くなってしまいます。学校では九九の学習に入っているかと思いますが、並行して足し算、引き算の練習は必ず続けて欲しいと思います。
低学年では計算力をつけることは最も重要
低学年の学習で最も重要といってもいいのが、計算力をつけることです。計算力がないと、たとえ答えを導くまでのプロセスはわかっていても、正解が出せません。つまりテストで得点できないということです。
「計算ミスやってん。やり方はわかってるんやけど。」というセリフを高学年や中学生から聞きますが、これは低学年の頃にしっかりとした計算力を身につけるだけの練習量をこなしてこなかったことが原因だというのもよくある話です。
学年が上がっても算数や理科で得点できる子どもたちは、低学年の頃にかなりの量の計算問題を解いてきているはずです。それは、公文やそろばん、塾やご家庭で問題集に取り組むなどで学校から出される計算問題以外にもたくさんの問題を解いてきたということに他なりません。
計算力をつけるのに近道はありません。
小学校低学年の3年間でどれだけの量を継続して取り組んできたかによって、どれだけしっかりとした土台ができるか違いがでてくるのではないでしょうか。
最後までお読みいただいて、ありがとうございます。