2018年09月07日
東大谷高校、未来アカデミーからもよく進学する学校です。
登美丘高校や和泉高校、堺東高校、泉北高校あたりを受ける生徒が併願校として選ぶことが多いですね。
礼節を重んじる校風
正門を入ると、こんな看板があります。学校の姿勢、礼を重んじる教育方針をよく表しています。ちなみに裏側には「礼をして帰りましょう」と書かれています。
多用な取り組み
10年後をみつめて
高校卒業してから10年後の30歳前後、あなたはどう社会に貢献していますか?
こんなことを考えて進路選択につなげるプログラム「10年未来プロジェクト」を実施しています。
(未来プロジェクト、ネーミングに親近感が湧きますね。あ、これは私だけかも…)
アクティブラーニング「探求ゼミナール」
枠組みをこえて興味あることについて、グループで調べ、ディスカッションし、レポートをまとめます。最終的には発表会でプレゼンテーションを行うそうです。
また文化祭では、ひとつの企業として自分たちで企画をつくり、いかに利益を上げるかという取り組みも行っているようです。
3つのコース
特進コース
国公立大学30名、関関同立100名を学校として目標にしているそうです。
進学数を下に掲載するのでご確認いただきたいのですが、実質的に進学しているのは近畿大学あたりかもしれません。
国公立大学を目指す人数が多くないので、個別指導に近い形での授業を行っているそうです。このあたりの丁寧さは嬉しいですね。
国際コース
外国語の授業数が2年生で12コマとかなり多くなっています。そのうち2コマが第2外国語というのも珍しいですね。
3か月と1年の留学が用意されていますが、義務ではありません。今年の1年生で3か月留学希望者が22名、1年留学が7名。
ただし、成績不振者は留学に行けませんので、普段からコツコツ勉強する必要があります。
進学コース
実質的には推薦制度を利用して大学進学を目指すコースと言っていいでしょう。
今春の指定校推薦での大学進学が54%。ちなみに国際コースが35%だそうです。
大阪大谷大学への進学者も加えると7割前後となりますね。
9年一貫 薬剤師育成プログラム
進学コースのみで実施されている系列の大阪大谷大学の薬学部へ進学するためのプログラムです。
進学者の絞り込み
1年時に希望者を募ります。1年間、大谷大学の教員が来て話をしてくれるなど希望者のみの授業があるそうです。
2年時、3年時に本人の意思や成績などでプログラムでの残留が決まります。現在の2年生は41名で最終的には10名程度に絞り込まれるそうです。
このコースを希望して公立トップ校の併願先として選ぶ生徒も出てきているとか。
奨学金
このプログラムから大阪大谷大学の薬学部に進学した場合、全員が入学金免除。
また薬剤師の資格を取得すると返還が免除される奨学金制度もあります。
教員養成プログラムも企画中
上記の薬剤師育成プログラムと同様、大阪大谷大学の教育学部と連携して教員を育成するためのプログラムを開発中とのこと。
詳細はまだ未定だそうです。
進学実績
進学数を公表していただけるのは嬉しいですね。
大阪大学 1名
広島大学 1名
大阪教育大学 2名
和歌山大学 1名
奈良県立大学 1名
同志社大学 2名
関西学院大学 5名
関西大学 19名
立命館大学 1名
近畿大学 49名
甲南大学 2名
龍谷大学 5名
(進学字数です。卒業生213名、うち特進コース64名)
指定校推薦枠で関大が16名あります。あくまで私見ですが、併願先の公立高校を考えると、少し弱い数値かもしれませんね。
姉妹校 大谷中学校・高校
阿倍野区にある大谷中学校・高校は姉妹校。来年度から新しく高校からの入学が可能になります。難易度としては特進コースの少し上といったところです。
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具体的な難易度、合格判定は模試のほか、各中学校での実力テストの点数から推定することができます。詳しくは、お問い合わせください。塾生以外の方もお気軽にご連絡くださいね。
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