2020年01月29日
ご存知の方も多いと思いますが、4月から小学校で使われる教科書が新しくなります。
今日は、そんな小学校の教科書改訂についての勉強会に参加してきました。
塾で新しい教科書が手に入るのは早くても4月です。学校の先生にも、まだ配布されていないはずです。
でも教材を作る会社は教科書がないと作れませんからね。配布される教科書は、厳格に管理されていて現物は出せないようです。
そんな教材会社さんが、「教科書がこう変わる」というセミナーをしてくれるというのですから参加しないわけにはいきませんよね。
新しい教科書の内容は?
新しい学習内容について、情報バング時プログラミングや英語の教科化などが世間では騒がれています。でも、それより重要なポイントがありました。
科目横断型の内容
大きな柱は科目横断型の内容が増えるということです。
例えば、国語の教科書で社会に関連する「SDGs(持続可能な開発目標」について考える内容を、算数で学習するグラフや表を使った資料から必要な情報を読み取る、といったことです。
格差がつきやすい構成?
新しい教科書には知識も定着を図るために、これまでの教科書より掲載される演習量が増えます。
これまで600題だったのが750題になる教科書があるそうです。なんと25%もの増量です。
さらに教科書にQRコードが載せられているとのこと。そのQRコードを読み取ると、練習問題やポイントを説明する動画を見ることができるサイトに行けるようになっています。
このサイトをどこまで使うよう学校の先生が指示をするのか、指示のない場合はご家庭でどこまで対応するのか、それによって学力に大きな差がついてしまうことになりかねません。
各教科でいろいろと詳細なことも聞いてきました。塾生の保護者の方には、来週から始まる面談などで気になるポイントをまとめた資料をお渡しして、細かい点をお伝えしますね。
最後までお読みいただき感謝しています。