2020年01月18日
こんにちは、低学年担当の福島妙です。年末年始のお休みがあけて、2週間がたちました。低学年のみんなもそろそろ通常のペースに戻ってきた頃と思います。
お休み中は遅寝遅起きだった子もいたと思いますが、早寝早起きに切り替えていきましょう。
睡眠不足は集中力をそぎ、学習力低下につながる可能性があります。低学年の間はできるかぎり9:00までにはベッドに入るようにしたいものですね。お子さんの早寝早起きは、保護者の方の協力がないと実現が難しいことの一つです。しかし、低学年の間の生活習慣はのちのちの生活習慣の基礎になるものですので、しっかりとコントロールしてあげてほしいと思います。
さて、今回は3学期の漢字学習についてつづっていきます。
3学期は当該学年の漢字学習内容を定着させる
低学年の場合、3学期の漢字学習範囲は、1,2学期と比較すると量的に多くありません。
だからこそ、できれば3学期の間に当該学年で学んできた漢字の総復習をしていただければと思います。
学んだ漢字も使う機会が少なければ忘れてしまのは、大人でも同じです。ましてや普段の会話に出てこないような言葉や漢字は、すぐに忘れてしまいます。
だからこそ、反復学習が大切です。漢字学習は最初に躓くと、取り返すのに時間がかかります。低学年の間に決して漢字を不得意分野としないように努力してほしいと思います。
低学年で学ぶ漢字の数
小学校6年間で学ぶ漢字数は1026文字。各学年で学ぶ漢字の数は以下の通りです。一覧を見ると、低学年で学ぶ漢字の量が高学年と比較すると少ないことが分かります。だからこそ、1年~3年で学ぶ漢字で抜けのないようにしていきましょう。
1年(80字)
2年(160字)
3年(200字)
4年(202字)
5年(193字)
6年(191字)
低学年(1年から3年)で学ぶ漢字
1年から3年の間に学ぶ漢字は下記の通りです。文部科学省の学年指導要領で1年から6年までの一覧がありますので、そちらで高学年の漢字内容も参考にしてみてください。
画像:文部科学省 指導要領より
当該学年の学習内容の復習
では、3学期にどういう方法で当該学年の漢字を総復習すればいいのかでしょう?
「70%から80%は覚えている」というお子さんにおススメなのは、漢字検定問題集の過去問を解くことです。ぜひとも3学期中に98%くらいまで精度を高めてほしいところです。
漢字検定の過去問は当該学年の漢字に関して、書き順や、熟語、読み仮名など全ジャンルをカバーしています。過去問題を5年ほどやっていくだけで、当該学年の漢字の総復習をすることができます。
まるつけをする際には、必ず保護者の方がやってあげてください。特に、はね、とめ、はらいなどを注意深く採点しましょう。また、書き順に×が多い場合は、子どもに指で漢字を書かせて、書き順が正しくできているか見てあげてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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