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2025年から大学入試に「情報」が追加

2022年01月30日

こんにちは、福島妙です。

私の次女は現在小学5年生です。住んでいる八尾市では、一人に一台のタブレットパソコンが貸与されえています。

タブレットパソコンを活用して、与えられたテーマに関してリサーチをしたり、資料にまとめたりするような課題が出ています。昨日は「おせち料理」について色々調べて、学習支援ソフト『ロイロノート・スクール』を使い、スライドを作成していました。また、windowsのペイントのようなもので、絵を書くようなことも慣れ親しんでいます。

小学3年生くらいの男子が、虫眼鏡をのぞきこんでおり、背景にはデジタルに関するイラストなどが入っています。

ロイロノートスクールとは

ロイロノートスクールは、授業でインターネットを使って、学習支援を行うためのサービスです。コロナの影響もあり子どもが自宅へタブレットパソコンを持って帰り、前述したような課題をロイロノート上で自宅でやることも増えています。

今回、ロイロノートスクールを初めて見たのですが、自分が提出した課題を見るだけでなく、クラスメートが提出した課題などを見ることも出来るのが、いいなと感じました。もちろん、先生は提出物を一元管理できるようになっています。

小学校からデジタルに親しんでいる

学習指導要領に情報活用能力を育成することが含まれたことで、今の小学生は日々の学習時間からデジタルに慣れ親しんでいきます。

一時、教育関連で話題になっていた「プログラミング教育」というのは、プログラミングに必要なプログラミング言語を学ぶのではなく、あくまでもプログラミング的な思考を指しており、情報化社会に対応でき主体的に活用できるような能力開発をすることを意味しています。

大学入学共通テスト、科目として「情報」が追加

デジタルに慣れ親しんだ子たちが、大学入試を受けるころには、一つの科目として「情報」が追加されることが発表になりました。スタートは、2025年度に入学する学生が受験する大学入学共通テストからで、「国語」「地理歴史」「公民」「数学」「理科」「外国語」の6教科に、新たに教科「情報」が追加される予定で、現行の6教科30科目を7教科21科目に再編することをわかっています。

どのようなテストになるのかは、まだわかりませんが、実機を用いてのテストは物理的問題や課題も多いため、見送られました。よって、マークシート形式でのテストだと言われています。

教育現場には課題も

大学入学共通テストにて「情報」が追加されるということは、教育現場ではこの科目の対策が求められることになります。しかし、実際は「情報」を教えられる指導教員不足や、学校ごとに指導体制がバラバラであることが指摘されており、前途多難のようです。

以前の、「英語」の民間試験の導入に振り回された教育現場としては、今回の「情報」科目追加に関して、どのように感じているのでしょうか・・・

いずれにしても、「情報」科目に関しては、論理的思考が欠かせません。小さいころからロジカルに物事をとられる習慣や、多くの情報から必要な情報をつかみ取る情報収集能力、読解力などがますます求められることになりそうです。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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