1月17日

26回目の1月17日

水は出ない。ガスもストップ。かろうじて電気は夕方に復旧した時の安心感は言葉になりません。

不意に訪れる余震に身を固くし、船に乗っているかのように常に体が揺れている感覚でほとんど眠れなかったことを明確に覚えています。

あれから26年が経ちました。

当時は大学生で、西宮市のアパートで独り暮らし。

その瞬間、「えっ？トラックが突っ込んできたんか？」と思ったことも記憶しています。

揺れが止まって恐る恐る目を開けると・・・

頭のすぐ右側に電子レンジが転がっています。足元にはブラウン管テレビや本が散乱しています。狭い部屋でベッドを置くスペースがなく、床にせんべい布団を敷いていたんですよね。

あと20cm違えば、頭を直撃していました。

（いつも通っていたスーパーの建物です。3階部分が潰れてしまっています）

ブログが途切れた理由

ほぼ毎日更新してきたブログですが、この年末年始とストップしてしまいました。

「どうしたんですか？」「何かありましたか？」

そういって何人かの方から、ご連絡をいただきました。

本当に嬉しく感謝しています。

実は年末年始、体調を崩してしまい病院で過ごしていました。

目の前が真っ暗になるという表現は本当ですね。ドクターから入院を告げられたときは、「え？そんなん無理やん。冬期講習はどうするん？」と思考停止に陥ってしまいました。

幸い周りの人たちの協力があって何とか入院中も授業をストップせずに済みました。

何より至らないことに不満もあったかと思うのですが、生徒さんも保護者の方からも暖かいメッセージをいただき続けました。

言葉にならないほど、感謝しています。

幸せのハードル

月並みな表現ですが、「自分の周りは味方ばかり」「日々の日常こそが貴重」だと改めて痛感させられました。

そして「喉元過ぎれば熱さ忘れる」で、日常生活ではつい不満を感じてしまいます。

コロナで大変な状況ですが、幸せのハードルを少し下げて、日常生活を送れることに感謝をして働きたいと思います。

まだまだ体力が戻らず、不定期更新となりますが2021年も本ブログをよろしくお願いします。

最後までお読みいただいて、ありがとうございます。

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