2018年07月07日
こんにちは、低学年担当の福島妙です。
降り続いた雨の影響で、次女の小学校は連日の休校。土日を合わせるとなんと4連休に!小学校のありがたみがわかる連休となりました。
さて、最近は学生から社会人まで参加できる、ビジネスプランを発表する場があるのをご存知でしょうか。様々なビジネスコンテスト(ビジコン)の中には、大学生だけでなく高校生から参加できるようなものもあります。
日本政策金融公庫が主催する「高校生ビジネスプラン・グランプリ」
年々エントリー数が増え、第5回の昨年はエントリー総数が3,247件(385校)にのぼったそうです。北は北海道から南は沖縄まで公立私立校問わずたくさんの学校が参加しています。各地からファイナリスト(10組)が東京大学伊藤謝恩ホール(東京都文京区)に集結し、最終審査会(プレゼンテーション)にてグランプリを決定します。
第5回の大会には、三国丘、北野、大谷、清風南海、堺工科、西大和、教育大平野、夕陽丘など私たちにもなじみのある高校がエントリーしています。
最近はアクティブラーニングの一貫として、ビジコンを利用している学校なども増えており、日本政策金融公庫から初めてビジネスプランをつくる高校生に対して、出張授業などのサポートも行っています。
高校生ビジネスプラン・グランプリの流れ
各チームは上限が7名までと設定されており、チームごとにビジネスプランシートを作成、提出。書類選考を経てファイナリストが決定。その後、最終審査会でプレゼンを行い、グランプリが決定されるという流れになります。
ステップ1 エントリー登録
ステップ2 ビジネスプランシート提出
ステップ3 ビジネスプランシート審査(書類選考)→ファイナリスト発表
ステップ4 最終審査会(プレゼン)・表彰式→グランプリ決定
エントリ―シートを確認したところ、
・ビジネスプランの概要
・プランを思いついたきっかけや目的
・サービスの内容や既存のサービスとの違い
・想定しているターゲットや具体的な販売やサービスの提供方法、PR
・必要な経営資源
・起こりうる課題と対処方法
・収支計画
などを記載する必要があります。大変そうですが、個人的にはとても興味深い取り組みだなと感じます。もちろん、高校生だけで取り組むにはハードルが高いかもしれないですが、こういった取り組みを学校でどんどん取り組ませることで、子どもたちの斬新なアイデアや、発想が日本の未来を明るいものしてくれるような気がします。(ビジコンを学校の授業の中で取り扱うことは、とても先生がたにとっても大変かもしれませんが。)
実際の最終審査会の様子は、過去の開催結果としてサイト上に動画が公開されています。どの学校もすばらしいプレゼンなので、是非チェックしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。