2021年01月25日
中学3年生向けの入試特訓でお伝えしていること。前回、記事にしたのが第8回のことで時間が空いてしまいました。
今日は、先週の13回目で伝えたことを書いておきます。
共通テストでの事件を教訓に過去問演習
少し前に行われた初めての大学入学共通テストで事件が起こりました。高校受験生だと、あまりチェックしていない子も多かったですね。
再三の注意にも関わらず指示に従わず、ある受験生が失格になったあの事件です。注意というのはマスクを正しく着用してくださいということ。マスクから鼻を出していたようなんですね。
ネット上ではいろいろと言われていましたが、指示に従わなければ今までの準備が水の泡になるということです。高校受験生で何度も注意されたのに言うことを聞かないということはないとも思いますが…
ここで学ぶべきことは、指示に従いましょうということではなく過去問演習をするときの環境です。
今年の入試(2021年1月~3月に行われる入試)に限って言うと、マスクを着用しなくても構わないという会場は皆無でしょう。
だから本番で実施される条件を確認して、それに合わせて問題を解くようにしてくださいね。(条件は募集要項を見るか、分からなければ受験する学校に問い合わせてみてください)
ご自宅で勉強する際もマスクを着用します。当日、眼鏡をかけて受験する場合は、マスクに眼鏡で問題にあたってください。どれくらい眼鏡の曇って、どれくらい息苦しいかも含めて慣れておきましょう。
まあ、話をしたときもマスクには慣れているし、半分笑い話のようになってしまいましたが。
ここから入試までの勉強方法
本当に伝えたかったのはここからです。
このブログでも何度も伝えているのですが、出来なかった問題を出来るようにすることが勉強であり、成績アップの王道です。
ここから入試本番までは緊張感も出てくるし、勉強に手がつかないこともあるかもしれません。もしそうなってしまったら、この基本に立ち返ってください。
この基本を確実にするために、勉強したこと(暗記だったり、解き方を確認したことだったり)は必ず本当に自分のものになったか当日と数日後に確認してみることが重要です。
確認するためには勉強したことをノートに控えておくか、問題集などにチェックを入れておくか、どちらかをする必要がありますね。
焦りで何をしたらよいか分からなくなったら、この勉強したことが身に付いているかの確認をするといいでしょう。
覚えていたら自信と落ち着きを取り戻せるでしょう。たとえ忘れていたとしても、もう一度勉強するだけです。
大阪では私立高校入試まであと2週間、公立高校入試まであと6週間。過去問演習に加えて、ひとつずつ確実に勉強を進めるようにしてくださいね。
最後までお読みいただいて、ありがとうございます。
堺市でこんな塾がありますが、ご存知でしょうか?