2018年07月31日
読書感想文の必殺技!3つの「型」
昨日は中途半端なところで記事を終わらせてしまいました。実はギックリ腰でPCに向かうのが限界を迎えたという情けない始末…
今日は頑張って最後まで書きますよ。
昨日の記事はコチラ『夏休みのラスボス的存在の読書感想文のやっつけ方』
「作文は型に合わせて書けば楽に書けますよー」という内容でしたね。
それで、「型」というのがこの3つでした。
- 読んだ本の紹介、あらすじ
- 印象に残った部分とその感想
- 全体としての感想やまとめ
型1「読んだ本の紹介」「あらすじ」
あらすじは書くべき?
たまに「あらすじを書いたらダメだと言われた」という声を耳にします。
あらすじだけで最後の方まで書いて、感想が1~2行だけ。そんな感想文はNGだと学校の先生は伝えたかったのではないでしょうか?
どんな本を読に対する感想か分からなければ伝わらないので、ある程度のあらすじを書くほうがいいと思います。
本の紹介とあらすじの違い
本の紹介では「なぜ、この本を選んだのか」「読み始める前の印象」「内容に期待していたこと」などを書くといいですね。
ここをキチンと書けるなら、あらすじは書かなくてもいいかもしれませんね。と言っても、文字数を消化したい人が多いかと思います(笑)もちろん、あらすじと本の紹介の両方を書くのもOKですよ。
読書感想文の最後に、本の紹介で書いたこととの対比を書くと、すっきりした感想文になりますよ。
型2「印象に残った部分とその感想」
ここが書きにくくって困る…
そんな声が聞こえてきそうな部分です。
読書感想文は本を読み終わってから書き始める人が多いかと思います。でも、そうではありません。読む前から準備しておけば、後から書きやすくなりますよ。
言い換えると、読書感想文に書く内容を探しながら読むということです。探すポイントはこんな感じで質問を準備しておくといいですね。
① 感動した文、場面、セリフは?なぜ感動したのですか。
②登場人物や場面の中でいい印象のところはありましたか?また、なぜ好ましく感じたのでしょう?
③意外だな、ビックリした、予想と違った、そんな場面はありましたか?また、なぜそう思ったのでしょう?
④本の内容と似たような経験、思い出した話やニュース、記事はありますか?
⑤あなたが登場人物だったら、同じように行動しますか?それとも違う行動をしますか?また、それはなぜでしょう?
⑥この本の中で理解できない部分、意味の分からない部分はありましたか?(読み取れないという意味ではなく、「なぜ、主人公がそんな行動をとったのか私には理解できない」というようなことです)
⑥作者はなぜ、この本を書いたのでしょう?伝えたいことは何でしょう?
これらの質問をノートなどに書いておきます。それに当てはまる内容があれば、本のページに付箋を貼っていきます。付箋に上記のように番号を書いておくと、後から探しやすいですね。
本を読み終わったあと、付箋の部分と質問を組み合わせると書くべき文章が出来あがります。
型3「全体としての感想やまとめ」
書きにくくて困る…
ここでもタイトルだけ見ると、そんな声が聞こえてきそうです。具体的にお伝えしていきますね。
本の紹介を受けて
冒頭の本の紹介で「なぜ、この本を選んだのか」「読み始める前の印象」「内容に期待していたこと」を書くとお伝えしました。
それに対する内容を読み終わったあとに書きます。
「なぜ、この本を選んだのか」⇒「選んだ理由に合う内容だったかどうか」
「読み始める前の印象」⇒「印象は変わったかどうか」
「内容に期待していたこと」⇒「期待通り?期待以下?期待以上?」
それぞれに、その理由を書いてくださいね。
本を読んだ後の抱負
読んだあとに、何か行動を起こそうと思ったことはありますか?
考え方が変わったことはありますか?
行動や考えが変わって、あなたの将来はどのように変わりそうですか?
もし、この本を勧めるとしたら、どんな人に紹介しますか?またその理由は?
こんなことを書いて、読書感想文を締めくくります。
早く読書感想文を終わらせるには
とにかく文を書いてみることです。1文目を書くのが一番しんどいと思います。下手でも、間違った分でも、とにかく書いてみましょう。
書き始めると思ったよりも早く終わるものです。
それでも書きにくい、どうしていいか分からない場合は、お気軽にご相談くださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。