2020年08月17日
休校明け、嬉しい報告が
お盆休み明けの初日、遅刻することなく元気な顔を見せてくれるとホッとします。
「どこかに行ってきた?」って聞くものの、例年のように遠方での思い出話を聞けないのが残念ですが…。来年はあちこちに出かけた話を聞ける状況になっていますように。
そんな休み明け、嬉しいことが。
小学生と中学生の子たちが「読書感想文を見てください!」と言って原稿用紙を持ってきてくれました。
読書感想文とネット検索
そんな嬉しい状況の中で最近ならではのことを発見しました。どう見ても、文体が変わっている部分があるんですよね。確認すると、「あっけらかんとネットで探しました」と。
うーん、これだけネットで色々な情報を見つけられるご時世です。夏休みの宿題の世界での大御所、読書感想文をコピペで済ませたい誘惑に駆られるのも理解できます。
それどころかネットで感想文を探すことにメリットもあると思っています。
同じ本を読んだ他の人がどんな感想を抱いたのか、自分とはどのように違うことを考えたのか、それは何故なのか。
そんな経験ができるのですから、ネットで読書感想文を検索するのはデメリットばかりではありません。
ただ、それをそのまま原稿用紙にコピペするのが問題なんですよね。
どうせなら「検索すると〇〇という感想を見つけた。私はそうは思わない。なぜなら…」とするといい感想になると思うんです。
もっといいのは、まずは自分で考えることです。(ご両親や兄弟、友達など顔の見える方の意見のほうがいいかとは思いますが)そのうえでネットで意見を検索。そこで自分の考えを発展させることです。
私が学校の先生なら、コピペのみは評価しませんが、ネット上で見つけた感想から自分の意見を書いた感想文は評価しますね。(あくまで私見ですし、先生によって意見は分かれると思うので、書くのなら確認してたほうがいいかもしれません。)
明日、また持ってきます
このようなことを伝えました。そして、最低評価にも最高評価にもなる可能性のある読書感想文であることを付け加えて。
そうすると「明日、また持ってきます!」とのこと。
この素直さ、すぐに行動に移せるところ、最高です!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。