2020年12月09日
小中学生にとって作文や読書感想文は、書き始めるのが億劫だし、書き始めても筆が進まないこともあるし、なかなかハードルの高い課題かもしれませんね。
学校行事のあとならまだネタがあって書きやすいものの、長期休暇の宿題だと最後のほうまで残してしまうこともあるでしょう。
そんな作文ですが、こんな企画を見つけました。
「全国作文ファンのみなさん」なんて苦手な人にとっては、「そんなヤツおるんかーい」ってツッコミたくなるような案内文の書き出しですね。
テーマは「いま一番言いたいこと」です。
これなら書きやすいかもしれませんね。「なんで作文なんか書かなアカンの」っていうのなんか面白いかもしれません。
未来アカデミーに通っている子たちに月1回、自由に書いてもらっている課題があります。
例えば先月のテーマは・・・
みんなが通っている学校。好きなところもあれば、嫌いなところもあるかもしれません。「自由に学校のルールを決めていいよ」って言われたら、どんなルールがいいですか? |
小学生も中学生もビックリするくらい、たくさん書いてくれました。一部をご紹介すると・・・
・授業の時間を決められる
・給食の時に、自分が食べたい量を入れて食べる。 ・休み時間を増やせる。 ・勉強したくない子はしなくていい。 ・自由に勉強ができる。 ・休み時間に学校探検してもいい。 ・掃除の時間がすぎてもやり続けていい ・化粧とかイヤリングをしてもいい ・水筒の中身はお茶じゃなくてもいい。 ・黒板にらくがきをしてもいい ・授業を受けたくない子は、途中で外にいってあそんでもいいし、授業を受けたい子は授業をうけてもいい ・冬にタイツをはいてもいい ・仲良し班活動を自由に決めていい ・図書室で借りた本も貸してもらったり、貸したりするのはOK ・夏には休み時間にマスクをはずしていい ・小学3年生 ・学校にマンガをもってきていい(休憩時間に読む) ・自転車で学校に行きたい。 ・給食でチョコレートがなくなるルールがいい。 |
これらは小学生たちが書いてくれたことです。「なるほど」「面白いなぁ」と思うもの、「小学生のとき同じように思った」というものがいくつもあります。
今回の企画のテーマ「400字で言わせて」にピッタリだと思ったんです。
書いてくれた「ルールがなぜイヤなのか」「自分が考えたルールにすると学校がどう変わるのか」などを付け加えたら、原稿用紙1枚くらいの内容になりそうですよ。
なかなか好きになれない作文かもしれませんが、自分の言いたいことを書くのなら筆も進みやすいかもしれません。
よければチャレンジしてみてくださいね。
最後までお読みいただいて、ありがとうございます。
堺市でこんな塾がありますが、ご存知でしょうか?