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社会・理科を「暗記科目」にしない

2021年05月12日

テストで軽く見られがちな科目

定期テストで軽く見られがちな科目があります。

英語や数学は理解を積み重ねる科目で、個別指導塾では多くの子が授業を選択します。国語は小学生の子のころから塾で学習している子も多く、割と頑張って取り組んでいる姿を見ます。

理科は1年生の2学期あたりでしょうか。物理や化学の分野に入ると丸暗記ではとても対応できず、一気に難易度が上がることで存在感が増します。

社会は・・・

そう社会が一番軽く見られがちなんですよね。「覚えたら大丈夫ですよね」というセリフもよく聞かれます。

社会を「暗記科目」にしない

確かに暗記で乗り切れる部分が多いことは否定できません。でも、そう豪語する子に限って社会の点数ってそんなに高くないんですよね。平均点も他の科目に比べて高い訳ではないですし。

ところで先週のドラゴン桜2は見ましたでしょうか?

初回、第2回はそんなに勉強に直結するようなネタは出てきませんでしたね。ところが第3話はヒントになることがいくつもちりばめられていました。

桜木先生が言っていましたね。「物事には意味がある。本質がある」

「なぜ」と見てている現象の奥にある理由を考えるということですね。

それを考えると社会は単なる暗記科目ではなく面白い科目になってきます。できれば小学校のうちから「なんで?」という疑問を持てるといいと思います。

ただ小学生は「あ、そうなん」というだけで疑問が出てこないことがあります。だからこそ、保護者の方から質問を投げてあげていただければと思います。

かぼちゃの産地

ドラゴン桜2ではこんな質問が出ていました。

「日本で流通するかぼちゃはどの産地のものが多いか?」

それに対して生徒たちが実際にかぼちゃを見て、ラベルに書かれている産地を答えます。

北海道、ニュージーランド、メキシコ・・・

「では、なぜその産地のかぼちゃが多いのでしょう?」

答えを聞くと「なるほど!」と思いますよ。
(ここでは書かないでおきますが)

もちろん社会の勉強をするときに基礎知識を得るため、ある程度の暗記は必要です。そのときに上記のように少し疑問を持てるといいですね。

基礎知識を得るのにも普段から雑学的に家族でクイズを出すなどで楽しんで学んでいただければと思います。そのひとつとして、こんなサイトなんか面白いですよ。

外務省キッズ「世界いろいろ雑学ランキング」

https://www.mofa.go.jp/mofaj/kids/ranking/index.html

同じ覚えるなら

暗記科目にするな、と言っておいて何なんですが・・・、社会で高得点を取るには暗記は必要不可欠です。

でも、同じ覚えるなら定期テストだけにとどまらず、その先にある入試や社会人になってからも役立てられるといいですよね。

意味を知って覚えると忘れにくくなります。また社会に出てからも「なぜ?」と考え、出来事や数字に意味を見出すことは非常に大切なことだと考えます。

ぜひ「なぜ?と考えてみる」「意味を知る」「楽しんで学ぶ」という姿勢で社会の勉強をしていただきたいと思います。

 

最後までお読みいただいて、ありがとうございます。

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