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期末テスト、数学が90点でも喜べない理由

2019年12月12日

100点の報告が続いたのですが・・・

「先生、数学90点やったで!」

おーっ、前回より26点も上がった!

さらに別の生徒が「先生、数学が100点でした!」「〇〇も100点って言っていましたよ」と嬉しい報告。

おーっ!殿馬場中学校の2年生の期末テスト、数学で100点が8名。うち2名が未来アカデミーの生徒。よく頑張りました!

ん?待てよ!これって・・・

平均点も爆上げ

そうなんです。テストが易しい内容で平均点が大変なことになっていたんです。

殿馬場中学校2年生2学期の中間テストの数学の平均点が56.5点でした。

期末テストの正式な成績表が出ていないのですが、答案返却時に聞いたのが82点だと報告してくれました。

何と平均点が25点も上がっているんですよね。

次回のテスト(学年末テスト)では

冒頭の26点アップして90点だった生徒は、全生徒の中でのポジションはほとんど変わっていなかったことになります。というのも平均点との差が変わっていないんでよね。

そして冷静に考えると次回の学年末テストは平均点が大きく下がることが予想されます。

今回のテストで点数が上がったこと、内容に対して9割以上の理解ができていること、ミスをしなかったことなどはキチンと認めてあげたうえで、視点を次回に向けておく必要があります。

「学年末テストでは平均点が下がると思うけれど、今の理解度を続けたら点数は下がらないかもしない。そうなると本当に成績が上がったことになる。だから次回が本当の勝負。じゃあ学年末テストに向けて何ができるかな?」といったことですね。

殿馬場中学校の2年生2学期の中間テストでは英語の平均点が68.3点でした。これも定期テストでの平均点としては高い水準です。だから、もしかすると今回は下がっているかもしれません。

ぜひ、冒頭の私のように点数だけで一喜一憂せず、内容や平均点との差にも目をむけてみてくださいね。

 

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