2018年12月17日
冬休みの受験生の朝は?
「昨日、頑張ったから朝はちょっとゆっくり寝て…」
今週末から冬休みスタートですね。祝日の並びがよく22日(土)から1月6日(日)まで16日もお休みがあるんですねぇ。
冬休みとは言え、受験生は遊んでばかりいられません。クリスマス、お正月と楽しい雰囲気のイベントが続きますが、心から楽しめないですよね。あと2か月前後、受験生にはしっかり勉強してもらいましょう。
この時期、危機感が出てきて勉強時間が増えてきましたよね?
でも、いくら受験生とは言え「寒い朝、毎日、早起くから起きてキチンと勉強を始める」のは難しいかもしれません。ついつい遅くまで起きていて、朝も起きるのがゆっくりになってしまいがちです。
そんな姿を見ていると、「受験生なのに、こんなのんびりしていて大丈夫かなぁ…」という不安と「でもお昼とか夕方から塾に行っているし…」と許容する気持ちが交じり合った感じになるかもしれません。
受験生たちの内心を覗いてみると、こんな感じでしょうか。
「できれば朝から勉強した方がほうがいいよなぁ」「他の子はどうしてるんやろう…」「でも塾が夕方からあるし」「やっぱり勉強した方がいいんやろうけど、でも眠い…」
こんなことを思いつつも、午前中はゆっくり過ごしてしまっている人も多いのではないでしょうか?
朝早くからシャキッと起きて勉強するヒント
でも「朝を制するものは受験を制する」なんて言葉があります。できれば朝からバリバリ勉強して、時間を有効に使えるといいですね。
朝早くから起きて動けるヒントをお伝えします。
しんどいことをするにはヤル気に頼るより他人のチカラに頼るほうが実行しやすいです。
朝から勉強するためコツ①
家ではスマホもあれば、暖かいお布団もあります。そんな誘惑を断ち切るためには、場所を変えてみるのが有効です。朝から出勤されるご両親と一緒に家を出発。カフェで勉強してみてはかがでしょうか。
早朝のカフェは朝食だけで手短に出ていく人と、読書や勉強、今日の仕事のチェックをする人がいます。意外と静かで集中できます。私もたまに気分転換にスタバで資料作りなどをすることがありますが、教室で頑張るよりもはかどることが多いです
朝から勉強するためのコツ②
カフェよりも勉強に集中できるのは専用の自習室です。私立中学校や高校だと、朝8時ごろから自習室を解放している学校もあります。
でも公立に通っている人は、そんなに恵まれた環境はありません。
それならば、冬休みの間だけ有料の自習室を利用してみてはいかがでしょうか?
1か月単位、1週間単位、指定した日だけスポットで借りるなんていう使い方もできるようです。未来アカデミーの近所だと、堺駅や堺東駅周辺にいくつか有料自習室がありますよ。
朝から勉強するためのコツ③
場所ではなく、他人のチカラを借りるのなら、友達と勉強の約束をするのもいいでしょう。受験生なのでご自宅で友達と一緒にいても、「つい遊んでしまう」なんてことはありませんよね?
でも「休憩時間の少し話していたのが長引いてしまって…」ということになってしまうかもしれませんね。
そんな人は図書館など誰か他の目が光っているスペースを使うといいですね。
朝から勉強するためのコツ④
「友達と同じ空間にいるとつい…」という人は、Skypeなどを繋いだまま勉強する手があります。
音声はOFFにして、「画面を見ると友達の勉強する姿が見える」という感じですね。それなら、ふと顔を上げると相手は黙々と勉強しています。「あ、ぼーっとしてたらアカン!」と勉強に身が入ると思うんです。
オンライン自習室なんていうサービスもあるくらいなので、有効な手段だと思いますよ。
こんな感じで、他の人やスペースなど何かの力を上手く利用すると勉強がはかどります。
自分で頑張らないと依存した人にならないか心配
「でも、そんなことだと大人になっても、他人に依存する人にならないか」「自力では頑張れない人にならないか心配…」というご意見があるかもしれません。
でも、どうでしょう。私たちだって締切や目標、規則など何かがあって、誰かに提出したりチェックを受けたりするから努力できるという一面があるのではないでしょうか?
もちろん自分で定めた目標を達成するために一人で頑張れるのは理想です。
しかしそんなに心の強い人ばかりではありません。周りを上手く使って、結果的に自分で設定した素晴らし目標を達成できたら、それはそれでいいと私は考えます。
未来アカデミーの環境
上記のような考えもあって、未来アカデミーの冬期講習では、受験生は朝8時から勉強をスタートします。
教室に着いたら、計算や単語チェック、前日に暗記した内容の確認など30分ほどウォーミングアップ。
そして8時半から授業開始です。
午前中の授業は原則として受験生のみの授業です。が、ちょっと意図があって、そこに一部の2年生の授業も組み込んでいます。一年後の姿を早くから体感してもらいたいとの思いです。
受験生もそうでない学年も、週末からの冬休みが充実したものになることを願います。
最後までお読みいただきありがとうございました。