2019年10月08日
「覚えるだけ」なのに点数が取れない?
「社会は暗記するだけで、いいんやんなぁ」
そんな声をよく聞きます。
でもフタを開けてみると思ったより点数が取れなかった、しかも取れそうな問題を落としている。
そんなことはありませんか?
その原因は2つあると思うんですよね。
覚えたかどうかの確認をしていない
まず1つ目。数は少ないんですが、塾に入ってきたばかりの中学1年生あたりだと当てはまるかもしれません。
例えば、こんな感じです。
勉強している様子を見ていると、書いたり、見たりして覚えいます。一生懸命、真面目に取り組んでいるんですよね。それで、キリのいいところまできたのでしょう。違う科目に切り替えようとしています。
このタイミングです。
「今、一生懸命がんばって覚えていたよね。集中して、いい感じ♪で、ちょっと確認なんやけど。キチンと覚えたか、書けるようになったか、チェックはしてみた?」
「えっ!?」
すぐに確認をするように、そして「確認の仕方」を確認します。学校のワークや白プリ(わら半紙ではなく業者のチェックテストのようなプリント)で覚えたところをテストしてもらいます。それで覚えた問題に印をつけておきます。
「がんばったのに思ったより覚えられていない・・・」書けないことに少しショックを受けることも・・・
でも、これを次につなげればいいですからね。
どれくらい覚えたかの確認をしていない
一通り覚えて、テスト範囲の全ページで覚えたかどうかの確認をしました。
さて、そのときに何パーセントくらい正解できたでしょうか?
何人かの塾生に確認して記録をしてもらっています。
たとえば・・・
土曜日:16問まちがい → 日曜日:9問まちがい → 火曜日:3問まちがい
土曜日:49%正解 → 月曜日 :61%正解 → テスト前日:? → 当日の朝:?
という感じですね。
これは、先ほどの出来なくて落ち込む対策、モチベーション維持も含んでいます。初回の率が低くても2回目以降は確実に上がっていきます。あまり落ちることはないですからね。
必ず最終確認を
1回目はテスト範囲の全問題でチェックをします。
でも2回目以降は間違えた問題だけでもいいかと思います。時間が足りなくなってしまいますからね。
それで大切なのはテスト前日。出来れば全問チェックをしてみてください。初めてのチェックから1週間も経っていたら忘れてしまっているものもありますからね。
未来アカデミーの生徒たちは中間テストまで、あと2日。そろそろ最終チェックと追い込みに入ってもらいましょう。
最後までお読みいただいて、ありがとうございます。