2021年04月24日
こんにちは、低学年担当の福島妙です。
桜の季節が終わったと思ったら、青空をバックにこいのぼりが悠々と泳いでいました。残念ながら、うちには男子がいないので、お家にこいのぼりがありません。でも、この季節になると毎年堺駅前でたくさんのこいのぼりが見れるので、いつも楽しみにしています。
新学年がスタート
さて、新しい学年がスタートして、そろそろ1か月がたとうとしています。子どもたちは新しい担任の先生、新しいクラスメイト、4月はたくさんの新しいことに出会っていることでしょう。特に、小学1年生は幼稚園や保育園とは全く異なる環境に、おっかなびっくりだったに違いありません。
問題なくクラスに馴染めている子もいれば、まだまだ緊張しつつ過ごしてる子もいます。それぞれのケースに応じて、見守ってあげる必要があるかもしれませんね。
子どもたちのお話に耳を傾ける
塾の子どもたちからも、「先生、〇〇ちゃんとクラスがはなれちゃった。」「苦手な子とクラスが同じになったー!」とか、「先生がこわい!」など色々な話がでてきます。
一人が話し出すと、私も、僕もと普段聞かないような学校の様子を話してくれます。そこからもわかるように、大なり小なり子どもたちは新しい環境に対して感じることや思うことがあり、そのお話を誰かに聞いてほしいということです。
話をして何かを解決しようと思っているのではなく、ただ「聞いてほしい」ということが子どもたちの様子からわかります。しかし、我々大人は4月になったからと言って、大きく人間関係や環境ががらっとかわることは、あまり多くありません。そのため、子どもたちの思いをしっかり受けとめることが疎かになり、適当に流してしまいがちです。
しかし、この時期は子どもたちの心理状況は上がったり下がったりしています。そういう状況にあるのだという面を認識して、ケアやフォローにあたって欲しいと思います。
ゆったりと語らう時間をつくる
10分お茶とお菓子を食べながら、子どもの学校の様子を聞いてあげることが、子どもにとってはとても重要な時間になります。そして、話を誰かに聞いてもらうことで、「自分は承認されている」とどこかで感じとることが精神的な安定につながるような気がします。
なかなかゆったりとした時間を持つのが難しい時期ですが、コロナでゴールデンウィークも外出を控える予定のご家庭では、是非新しい学年になってからの1か月について語り合う期間としてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただいて、ありがとうございます。
堺市でこんな塾がありますが、ご存知でしょうか?