2018年03月06日
受験生って言われると何か不安やわぁ…
受験勉強って言うけど、何をどうしたらいいの?
計画的に勉強しなさいって言われるけど、どうやって計画を立てるの?
学年末テストが終わり、大阪では来週が公立高校の一般選抜。入試までちょうど1年ですね。
新中3生(現中2生)は周りから「もう受験生なんだから、そろそろ〇〇しなきゃ!」と言われたり、考えたりし始めた頃ではないでしょうか?
でも、そうは言っても…、誰も教えてくれへんし、何から始めたらいいのか分からない
というのが本音ではないでしょうか。
そんな不安を感じている「あなた」に参考になる計画の立て方を書いていきます。最後までしっかりと読んでみてくださいね。
今日は入試までの大きなスケジュール分け、特に1学期の受験勉強の考え方についての話をします。
まずは、カレンダーを見てください。そして、入試までを大きく4つに分けます。
①1学期
②夏休み
③2学期
④冬休み~入試まで
といった感じです。
1回勉強したら完璧に理解できるし、覚えたものはまぁ忘れない。
きっと、そんな人はこの記事は読まないですよね(笑)
少なくとも中学生の頃の私には、そんなことは無理でした。
あ、今でもできませんが…
そんなんです。フツーの人は入試で正解を書けるようになるには、1回だけの勉強では足りないんです。
1回だけではなく、2回、3回とくりかえり勉強して、成績が上がっていくんです。
だから理想を言うと、中1と中2で勉強した内容を1学期、夏休み、2学期と3回繰り返して勉強しておきたいです。
①の「1学期」は、学校の日程にとは少し違って、これを読んでくれている今日から数えて1学期の期末テストが終わるまで、とします。
②の「夏休み」は1学期の期末テストから夏休みの終わりまでです。
③の「2学期」は2学期の期末テスト勉強に入る前までです。
では1学期のスケジュールを考えます。まずは何日くらい受験勉強に使えるか?確認しましょう。
特に公立高校希望者は内申点もしっかり取りたいので、定期テスト対策を遅くともテストの2週間前から始めると考えておきます。
あと、1学期には修学旅行も控えていますね。
今日(3月6日の週)から1学期の期末テスト2週間前の6月中旬までは15週間あります。
中間テスト対策の2週間と修学旅行で3週間を引きます。
そう考えると、1学期に勉強できる日数は約12週間、84日です。
繰り返しますが、受験勉強とは、”中1、中2年で勉強した内容を5教科分、復習すること”です。
84日÷5教科=16.8日 つまり約17日で1教科2年分の復習をするという計算になります。
例えば、2年生の理科の教科書を8日間で仕上げることになります。
どうでしょうか?かなりハードな感じがしませんか?
だから春休みなど自由時間が長いときは、しっかりと机に向かってださいね。
学習ペースを考えて、計画に近いペースで動かないとあっという間に夏休みです。
毎年、9月ごろに受験生に聞くと異口同音にこう言います。「3年生の春に戻れたら・・・」
そろそろ本気で勉強し始めないとアカンわ…
そう思っていただけたら、この記事を読んだ価値アリです。
学習ペースが理解できたので、次はどの教材を使って勉強するのかを決めましょう。
学校のワークでもいいですし、市販の受験用教材でもいいです。
そして、その教材のページ数をチェックしてください。
そのページ数を先ほどの勉強できる期間=12週間で割ります。
100ページあるなら、1週間あたり9ページです。そのペースで勉強すれば予定どおりに予定の日までに最後まで到達します。
3ページを3日に分けてもいいですし、毎日1ページで土日は2ページとしてもいいでしょう。
大切なのは1週間でペース管理をすることです。クラブや用事で一日遅れても、その週内で取り戻せたらOKとしましょう。
2年間で学習した内容を復習すると言っても、自信のある単元はサラッとでいいですよ。アルファベットの書き方など復習しなくてもいい部分があります。これらを見極めて、1週間で勉強するペースをつかんでくださいね。
来年の今ごろ、「あなた」が今の志望校を受けられることを願います。
最後までお読みいただき感謝しています。