2021年11月14日
こんにちは、福島妙です。
先日、長女の学校保護者会へ参加しました。「大学入学共通テストの出願を高校3年生は済ませ、いよいよ高校2年生にとってはあと1年後には自分たちが同じ立場になりますよ。」というお話が印象に残りました。
また、保護者会にて「志望理由書」についてのお話がありました。ということで、今回は「志望理由書」についてつづっていきます。
「志望理由書」とは
志望理由書とは、学校推薦型選抜と総合型選抜の試験において自分が志望する学校へ提出する書類のことです。学校によっては、自己推薦書、エントリーシートなどとも呼ばれます。要は、「どうして〇〇大学にいきたいのか」ということをまとめた文章ということです。
学校側はこの志望理由書から、受験者の特徴を知り、大学のポリシーと合致しているかなどを見極めます。志望理由書は合否判定の大きな割合を占めると言われていますので、早い段階から準備するのに越したことはありません。
どんなことを書くの
一番大事なことは、どうしてこの分野の勉強をしたいのか、なぜこの分野に興味をもっているか、そしてどうしてこの大学なのか、という部分です。
学校の特徴、そして学部、学科の特徴などをきちんと調べ、いかに自分がこの学校に行きたいのか、入学後にはどんな研究をして、どう社会にでてから貢献するのかまで書けると良いでしょう。
どうして高校2年生から準備するのか
高校3年生になると毎日が受験対策で必死になります。
そんな中で、大学のことを細かく調べて、しっかりと練られた志望理由書を作成するのは、かなり大変なことです。そのため、まだまだ志望大学や専攻が決まっていないとしても、比較的時間に余裕のある高校2年生から準備をしていくことが肝心です。
最近はどの高校でも、学校推薦型選抜と総合型選抜に力をいれています。一般入試ではなく、学校推薦型選抜と総合型選抜で進学を決めている場合は、早い段階から積極的に先生に相談していくといいと思います。
自己分析を徹底的にする
志望理由書をいきなり書き始めるのではなく、まずは自己分析を行うのが一般的な進め方です。
過去にどんなイベントが印象的だったのか、どんな人から影響を受けたのか、楽しかった思い出は、どんな職業に就きたかったのか、自分史を作るようなイメージで今までの人生を振り返っていきます。そして、そこから興味があることや、やってみたいこと、自分の長所や短所などを分析していきましょう。
こういった作業は短時間でパパっとできるものではありません。
日記をつけるように、少しずつ、少しずつ、自己分析をしていくことで、自分が進みたい道、勉強したいこと、忘れていた自分の関心事などに気がつけるかもしれません。
そして、そこから自分が勉強したい学科のある大学は、どこだろうと大学のことを調べる工程に入っていくことになります。
まずは、高校2年生のこの時期から、自己分析をスタートしてきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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