2018年04月16日
億劫なのに始めるとハマってしまった休日の床掃除
せっかくの日曜なのに雨。冷たい雨でランニングにも出られず、どうしようかと思案していたのですが、急きょ床掃除をすることになりました。
しばらく放置したままで汚れが目立っていたのですが、「やらないと!」と思いつつ億劫でなかなか手をつけていませんでした。でも掃除をし始めると不思議なもので、がんばり過ぎてしまいますね。テスト前に生徒が机の整理をし始めると、必要以上に綺麗になるまでやり続けてしまうのと同じ感じです。
床掃除って広く大雑把に雑巾で拭いてみても、きれいになったかどうか分からないですよね。でもフローリングの一枚だけをしっかり雑巾がけをして、汚れのひどいところはメラミンスポンジで削り取って、もう一度雑巾がけをして…
一枚のフローリングを磨き上げると、まだ手をつけていない隣との差が明確になります。まるで通販番組で掃除機がホコリを吸い取った跡を見せられているような差です。こんなに汚れたところで生活していたのかという気持ちになります。ちょっと前まで掃除をするのを億劫に感じて見て見ぬフリをしていたのに…。
「働き方改革」とは無縁のアタマの中
掃除をしながら「働き改革」とは真逆を行くワーカホリック的私のアタマはこんなことを考えていました。
この掃除を始める前と後の気持ち、少しずつ丁寧に進めていくと成果が出やすい点、大雑把にすると成果が見えにくいところ、まるで苦手科目の克服と同じじゃないですか!
苦手科目の勉強って始めるまで腰が重いものです。勉強を始めたものの分かったような分からないような中途半端な状態。提出を求められる学校指定のワークを何とか答えを埋めて体裁を整えておしまい。
テストの点数に変化が見えないので、やる気も起きません。英語や数学は点数を上げるために理解を積み重ねる必要があるので、こういった傾向がより顕著です。
娘と一緒にワイワイ言いながら掃除をしているのに、こんなことを考えて翌日のブログのネタにするなんて、我ながらワーカホリックです。
床掃除勉強法
せっかく床掃除中に勉強のことを考えていたので、「床掃除勉強法」としてまとめてみます。
ポイントは同じところを何度も掃除、いや学習するところです。床掃除では「雑巾がけ⇒メラミンスポンジ⇒カラ拭き」と同じ場所を手段を変えて何度も掃除していました。
苦手科目の勉強では、一つの単元について床掃除のように同じ場所を繰り返し勉強します。「教科書の例題を解く⇒学校のワークの基本問題だけを解く⇒塾や市販の問題集で基本問題を解く」といった感じですね。
「わかった!」と思っても、本当に出来るようになったかダメ押しをすることが大切ですよ。最後にカラ拭きをするように。
1学期中間テストに活かすなら
2年生の英語なら過去形や現在進行形を徹底して復習をしてください。中間テストでは不規則動詞の過去形や過去進行形が出題されます。
数学なら正負の数や文字式の計算をキチンとできるようにしておきましょう。それが2年生の式と計算につながります。
また1次方程式の復習が連立方程式につながってきますよ。
3年生の英語は不規則動詞の活用、受動態の復習です。3年生の最初は受動態の復習、そして不規則動詞の過去分詞を使う現在完了形を学びます。
数学なら2年生と同じです。計算単元をしっかり復習して早く正確に答えを出せるようにしておいてくださいね。展開、因数分解、平方根は計算がメインになりますので。
7割の理解で次の単元の学習を始めても、7割以上は理解できませんからね。キレイになった部分と汚れた部分ががクッキリと見えるように、しっかりと理解できてから次の単元の学習に入ってくださいね。
念のため付け加えておきます。理科や社会は新しい単元の理解に前の単元の理解はそれほど必要ありません。だから前の単元に戻らずに今、学習している単元を徹底的に攻めるといいですよ。