2023年09月04日
前回、参加したのは6年ほど前だったでしょうか。先週末は帝塚山泉ヶ丘の説明会に参加。なぜかお世話になる子があまりいなくって足が遠のいてしまっていました。
あべのハルカスの会議室での開催だったのですが、人気校の説明会と重なったせいか、ちょっと寂しい感じでしたね。
時間の半分くらいでしょうか、江口校長先生がかなりの熱弁をふるっていました。江口先生が好調に着任して6年目、いろいろな改革の成果が出ていることを数字を交えた分かりやすいプレゼンだったのが印象的です。
大学進学実績
特に進学実績は着実に伸びてきています。校長、進路指導部長が主導で合格実績を数字で追うようになったとのことです。
その結果として、2023年度は約4割の生徒が国公立大学に現役で合格しています。それぞれ卒業生に対して中学入学組は38.2%、高校入学組は41.7%の国公立大学現役合格率です。
同じく泉陽高校34.2%、三国丘高校が48%前後、ライバル視している清教学園が39.2%なので、数値としては悪くないのではないでしょうか。(まぁ入ったコースにもよりますし、国公立大学とひとくくりにすることの意味もあまりないかもしれませんが)
そして現高2、高3の成績推移を考えると来年、再来年は確実に今年の数値を超えるともおっしゃっていました。
私大へ指定校推薦で入学する生徒がかなり少ないことも強調されていました。関関同立で16名だけでした。
「18歳で主体的な進路選択をする」「指定校推薦の決定に担任は関わらない」「進路指導部が主導で決める」「チャレンジをさせる」「安易な選択をさせない」「失敗することの大切さ」とおっしゃっていたのが印象的です。
高校入試
高校入試では珍しいアラカルト方式を採用しています。5教科の合計点数と英数国の3教科300点満点を500点に読み替えて、高いほうの点数で判定します。
またS特進、特進のどちらかを希望して出願することはできず、成績順にコースが決定されます。
中学入試
来年(2024年度入試)からの変更点として、複数回受験することによって加点されるようになります。
2回受験する場合は2回目に10点、3回受験する場合は2回目と3回目にそれぞれ10点加点されます。(3回目は20点加点されるということではありません。)
最後までお読みいただいて、ありがとうございます。