2020年05月23日
こんにちは、低学年担当の福島妙です。
ようやく緊急事態宣言が解除され、いよいよ6月からは少しずつ学校にいけそうですね。本当にながーい、ながーいお休みでしたね。
我が家では、母子ともども「おうちですごそう。」に疲れ果てています。
理科の動画学習(4年生)での失敗
さて、そんな休校期間に次女(小学4年生)の理科の自宅学習(動画授業をとっています)をのぞいてみました。
休校期間前半までノータッチで本人に学習を任せていました。すると、動画を見ているだけで、全然理解していないことが発覚。
いえいえ、理解していないわけではないです。すいません。
(次女の名誉のために)理解はしているが、頭に残っている内容が少ないというほうがイメージが近いかもしれません。
動画で何を言っているかはわかっているはずです。しかし、動画内で「これは大事ですよ!」「覚えておいてください!」などの指示に関して、反応がうすい。
ポイントとなる説明をしっかりメモする、マーカーでラインを引くという行為は中学生ならできるでしょう。しかし、小学生の場合はそうはいかないことを私がわかっていませんでした。私自身ができて当たり前と思い込んでいたんですね。大失敗です。
まったく力がついていないー(汗)
動画学習のポイント
そこで、手取り足取り動画を見ながら、ポイントを説明。
■きちんとメモを取る
■大事な所には線を引く
■必ず重要な単語を覚える!!!←ここ1番大事!
※4年生から覚える内容が格段に増えます。覚える習慣がない子は覚えているか、必ずアウトプットさせて確認する必要があります。
例えば、理科は植物の光合成の範囲でした。
そこで、まず大事な言葉やポイントを覚えさせました。
・光合成
・でんぷん
・二酸化炭素をすって酸素を出す(人間と逆)
・ヨウ素液→青紫色に変化する
などなど
次は、実験の流れを覚える→実験の結果を覚える
※光合成の場合は、アサガオの葉の一部にアルミニウムはくでおおって、日光があたった場所とそうでない場所にどのような違いがでるか観察するものですね!覚えてますか?
小学校低学年は動画を見終わったあとのフォローが必要
理科の実験や観察は、やはり学校でしっかりと実際のものを通して、目で見て感じて学ぶ必要があるのだなと感じました。
自宅で実際に実験や観察をさせればよかったのですが、そこまでできませんでした。できるだけ子どもの頭に印象を残すことで、単に覚えるという行為でなく、その時に感じた「わー!すごい!」という思いと一緒に定着させることが必要なんだと思います。
動画授業はとても便利ですので否定するわけではありません。年齢と、科目によっては非常に有益な学習手段の一つです。
しかし、小学生低学年の場合はそのあとのフォローが大切です。どこまで理解して、そしてアウトプットができるかを確認する過程が必要でした。
6月からの学校再開でなんとか踏みとどまる
休校期間中は次女の学習をコントロールしてきましたが、本当に大変です。
集団で学習をしていれば、みなが学習しているので当たり前なのですが、自宅で一人で学習させると驚くほど学習意欲が落ちます。そして、少しでも目を離すと別のことをします。
家庭教師のようにべったり横に張り付いて指示をしないと、学習できないのが実情です。なんとか学習させようと最初はなだめすかしますが、あまりの態度の悪さにこちらの我慢も限界で、何度も大声を出しました。
おそらくどこのご家庭でも同じような状況だと思います。本当に大変ですね・・・
母娘関係が破綻寸前なので、6月からの学校再開が決まって、心底ほっとしています。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
勉強や入試に役立つ情報をお送りします。よろしければLINEにもご登録くださいませ。