2021年04月19日
伝えたかったのは？
中学校での生活や定期テスト、内申点のつけ方など・・・。
先週土曜日に中学1年生向けにガイダンスを開催しました。
定期テストへ向けての心構えや学習計画、各教科の勉強のコツなどをテクニック的なことのお話に多くの時間を費やしたのですが、それ以上に知ってほしかったのはこんなことです。
旅行に行きましょう
ガイダンスを始めて冒頭で少しゲームを取り入れました。
「さて中1進学祝いです。コロナがなかったとして旅行に行くことにしましょう！」
「持ち物を考えてください」
スマホ、充電器、お金、着替え、ガイドブック、カメラ、水・お菓子、洗面用具、パスポート・・・
「ところで何か質問はありませんか？そうです、目的地がわかりませんよね。行先は…、南極です！」
「持ち物はこれでいいですか？」
防寒具、火を起こせるもの、寒いところでも通用するキャンプ用品、水・食料、スキー、専用の靴・・・
ちょっと初めの質問がズルい感じもしますが、ワイワイ楽しく何を持って行くのか発言をして盛り上がりましたよ。
目的地と計画
ここで「目的地を最初に考えること」「それに合わせて計画を立てて行動すること」「思わぬトラブルがあっても計画を変更すれば安全に帰って来ることができる」というようなことを伝えます。
みんな、「うんうん」と納得顔で聞いてくれていました。
（反応がいいので話しやすかったですねぇ）
定期テストガイダンスと称しての開催でしたが、それ以外にも中学校3年間で様々な出来事が起こります。楽しいこと、嬉しいこと、悲しいこと、腹立たしいこと、失敗に成功、小さなことから大きなことまで様々な経験をします。
今、心の中にある感情は大切にしてくださいね。それで少ししんどく感じることも多いでしょう。そんな時は、少し先に視点をズラせて、「目的地に行くために、今はどの地点にいるのかな？」「計画や目的地は変更できるんだよ」ということを考えてほしい。そんなことを伝えた中学1年生向けの定期テストガイダンスでした。
最後までお読みいただいて、ありがとうございます。
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