2021年06月20日
こんにちは、低学年担当の福島妙です。
昨日は朝から雨模様。紫陽花たちはこの雨に喜んでいることでしょう。
さて、今回はちょっとしたことも学びだと感じたことを綴ります。
適切な言葉がけが印象を左右する
昨日の雨模様で、先日あった出来事を思い出しました。適切なタイミングで適切な言葉がけをしないと、相手への印象は悪くなるという事例です。
その日、勤務中に体調が悪くなりました。急いでオフィス近くの病院にかけこみました。しかし、初診で予約外。案の定、すごく待つ羽目に。
体調が悪い中、長時間待たされるだけで、かなり凹んでいました。1時間半ほど待って、ようやく診察してもらえてなんとかなりました。
しかし、診療代を払って病院を出ようと、傘立てを見ると傘がありません。
「あー、だれかに盗られてしまった…」とがっくり。まさに、泣きっ面に蜂です。病院の受付に「傘を盗られたみたいで、なくなってしまいました。ビニール傘なので大丈夫ですが、念のためお伝えしておきます」と伝えました。
受けつけの女性が、「ちゃんと傘立てに置かれましたか?」と言いました。
「え?」と正直感じました。
被害者である患者さんに対して「ご迷惑おかけしました。」の一言がないのだなとちょっと驚きました。病院側の落ち度はないとしても、なくなった現場は病院なので、一言「申し訳ありません、ご迷惑をおかけして。」という気遣いが欲しかったです。
相手の立場を想像する力
上記のような事例だと、嫌なことがあった時、人はまず同情してほしい心理状況にあると思います。
そこで、私の場合、寄り添ってもらうような一言がもらえると、気が楽になったはずです。ちょっとした一言が病院のイメージを下げていることに、受付の人は気が付いていなかったのはないでしょうか。
もし、相手の立場にたって想像する力があれば、今回の事例では雨の中傘がなくなったら、帰りに雨の中ずぶれになることはも簡単に想像できます。本来なら、病院にある置き傘などを盗まれた人にお渡しするなどの対応が理想だと思います。(実際は、病院のすぐ前に地下へ続く入り口があるので、私の場合は傘がなくてもずぶぬれにならずにすみましたが。)
今回は、そういった配慮はもちろんなかった上に、まるで傘をとられた側の人間に非があるような態度でした。
ほんの些細な一言が実はとても重要なんだなと感じました。
もし、受付の方が気遣いをみせてくれて、「雨ですが、お帰りの時、だいじょうぶですか?」と最後に声をかけていてくれたら、私のその日の気持ちはもう少し違ったものだったことでしょう。
日常生活にも学びはたくさんあるものです。そして自分自身でも気を付けないといけないなと自戒を込めておきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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