2019年09月12日
塾対象の入試説明会が続いています。
昨日は大阪学芸。
先日、閉校のお知らせが届いて話題になっている大阪学芸中等教育学校とは基本的に別の学校だとお考えください。希望者は中等教育学校から学芸高校への移籍が認められるようですが。
昨年の記事はコチラ
『他校とは一線を画す国際コース~大阪学芸高校~』
ダブルディプロマコースって?
昨年の目玉だったダブルディプロマコース。昨年も書きましたが、少し復習をしておきます。
日本の高校とカナダのブリティッシュコロンビア州の高校卒業資格を同時に取得できるコースです。
カナダの高校を卒業資格を持っていることで、英語圏の大学進学が有利になるというのが売り。といっても大学は必ずしも海外に出なくてはいけないということではありません。同じカリキュラムを持つ関東の私立高校からは上智大学や国際基督教大学に進学する生徒もいるそうです。
ただ「英語が得意」というレベルだと厳しいかもしれません。授業の60%はオールイングリッシュです。「英語は道具であり、使えて当たり前」という生徒向けのコースです。
初年度の応募状況は?
ちょっと一般的な生徒は敬遠するような尖ったコースで、どれくらい生徒が集まるのか注目していました。
専願のみ40名の募集に対して、入学者は11名でした。
1クラスとしては少し寂しい人数ですが、1期生がどれだけの成果を出せるか注視していきいたいと思います。
1年留学コースは?
大阪学芸の国際コース、もう一つは2年生の1年間を海外留学に充てるコースです。
取得した単位を完全に参入できるので、留学期間の1年を含めて3年間で高校を卒業できます。
このコースも専願のみで40名募集に対して26名の入学。
大阪学芸の国際系の2コースとも1クラスの募集です。しっかりとフォローをする必要があるからこその1クラスなんだと思います。
しかし人間関係が固定してしまうリスクもあります。そのあたりも考慮して志望校を選びたいですね。
今回ご紹介した国際系の2コースとも事前の面談が必須です。まずは入試説明会に参加して詳しい情報を集めてくださいね。
最後までお読みいただいて、ありがとうございます。