2020年07月25日
こんにちは、低学年担当の福島妙です。
4連休いかがお過ごしでしょうか。今日は朝から雨が激しく降っていたので、自宅でのんびりされている方が多いかもしれませんね。
さて、今回は夏休みの自由研究についてつづっていきましょう。研究の進め方などについて説明してみます。
自由研究について
夏休みの宿題などで出されることも多いですね。
夏休みの長期休暇期間を利用して、子どもたちが自分の興味のあることをテーマあげて、そのテーマについて観察や、実験、調査などをして、レポートなどにまとめます。レポートと書くと大げさかもしれませんが、画用紙や模造紙、ノートに調べたことをまとめるとイメージすればいいでしょう。
では、自由研究を進める上でポイントはあるのでしょうか。
テーマをきめる
まず最初にどんなことをやってみたいのか?どんなことを調べてみたいのか?子どもの興味あることから、一つテーマを決めましょう。
どんな些細なテーマでも問題ありません。
昆虫や動物が好きな子は、その好きな昆虫や動物をテーマにすればよいですし、お城や歴史が好きな子、電車好きな子はその好きなことをテーマにするとよいでしょう。
また、子どもたちに人気のマンガ「鬼滅の刃」などについて調べてみることでもかまいません。
「鬼滅の刃」では鬼や刃がでてきますので、鬼について調べてみることや、刃について調べてみることもできます。
未来アカデミーのある堺市は刃物の産地。堺刃物と絡めて刃について調べてみるのは、自由研究としてとても面白いテーマではないかなと思いますよ。
準備をする
テーマが決まったら準備をします。
観察などの自由研究の場合は観察する物を用意し、一定期間の変化などを記録していきましょう。
実験の場合も同様に、実験をするための実験器具や材料を準備するところからスタートします。
それ以外の自由研究に関しても、調査したいものの現場を訪問したり、写真を撮影したり、関係者にインタビューをすることで、より自由研究の質は上がっていくでしょう。
また、現場を訪問しなくてもインターネットや図書館の資料などを利用して、調べることもできます。
まとめる
観察、実験、調査などを行った後には、テーマについてまとめましょう。
観察、実験の過程を文字やイラスト、写真などと一緒に記載していきます。そして、最後に結果をまとめたり、自分の感想や意見を書き加えると完成です。
観察や実験の場合は、思うような結果につながらないこともあるでしょう。そんな時は、どうして期待したような結果にならなかったのか考察してみたり、失敗した原因を自分の言葉で書くといいですよ。
また、調査した内容や参考にした本、資料があればその本や資料の名前を記載しておくといいでしょう。
親の自由研究にしない
自由研究をさせたいばかりに、保護者の方が必死になることがあります。
子どもの知的好奇心を育てるための自由研究だったはずなのに、いつの間にか保護者の方が必死に調べたり、制作していたりすることがあります。
たくさんのヒントや気付きを促すフォローは重要ですが、けっして提出するための自由研究にならないようにしたいものです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
勉強や入試に役立つ情報をお送りします。よろしければLINEにもご登録くださいませ。