2018年07月11日
ランニング中に思い出した夏の勉強について
危険です。本当に気をつけないと!
朝、少し時間があったのでランニングに行ってきました。
もう暑いなんてもんじゃないですね。
朝7時台なのに真夏の空でした。こんなときスピードを上げると危険なので、ポテポテとゆっくり走ります。
ゆっくりペース走っていると今日のブログのネタが思いつきました。夏休み中の勉強のペースのお話です。
未来アカデミーでは、授業を受けていない科目などでも、テスト前など生徒たちのフォローをしています。
特に受験生はこの夏休みもしっかりとフォローをしていきます。その中で、ご家庭でも簡単に実行できることをご紹介しますね。
勉強しすぎ警報
今日お伝えするのは、夏休みの学習ペース管理です。
受験生や中学2年生に向く勉強法です。
「勉強のし過ぎ警報」をご存知でしょうか?「夏休みはガンバル!」と気合の入っている人、特に受験生は注意が必要です。
「受験生だから夏休みは大切な期間だ」といって、夏休みに入るとガーっすごいペースで勉強をし始めます。
でも2週目後半や3週目あたりからペースダウン・・・。そして最悪は後悔から投げやりになってしまう。
実は私も同じ失敗をしてきました。浪人しているときに、「絶対に合格しないと」と気持ちばかりが急いて、1日12時間以上机に向かっていた時期がありました。そんなのが1年間続くはずもなく、全く机に向かう気持ちにならないという大スランプを経験しました。
最初はガンバルけれど、途中から進まなくなる。これが「勉強しすぎ警報」です。
ゆっくりすぎるくらいがいいペース
学習能力が弱いのか、初めてフルマラソンに挑戦したときに同じ轍を踏んでしまったんですよね(汗)
初めてのマラソンを完走する秘訣は、初めはゆっくり、そのままのペースで。最後に余力があればスピードアップすることです。
夏休みは1か月以上と中学生にとっては長丁場です。マイペースで進めて、お盆明けくらいでペースを上げるのがいいですね。
しかし、ゆっくりペースがいいとは言え、勉強が間に合わずに焦ってラストスパートっていうのでもよくないです。
失敗しない勉強計画の立て方
では、どう計画を立てているのかというと、、、
たとえば理科。未来アカデミーで使う教材は1年生、2年生の学習単元が66に分かれています。
来週から本格的に勉強を始めるなら8月末までは7週間ありますね。
「66単元÷7週間」では余裕がなくなります。だから最後の1週間は予備で残しておきます。
そすると「66単元÷6週間=11単元」となります。1週間に11単元のペースで進めると、全ての単元の勉強を終えることができるということですね。
その11単元を「1週間=7日」ではなく、ここでも余裕を持たせて「1週間=5日」で進める計画を立てます。
受験生と言っても、夏休みですから遊びや帰省、旅行などの予定があるかもしれません。体調を崩してしまうこともあるでしょう。
1週間に2日の予備日を持つことで、計画通りに勉強が進まなくてもリカバリーできます。
遅れてしまっても1週間、もしくはよく週末までで帳尻を合わせるようにすればいいので、あせってしまうことがありません。
さらに8月末に1週間の余裕がありますからね。
このように、くれぐれもゆったりペース、無理のないペースを設定してくださいね。
少しでも勉強のお役に立てば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございます。