中学校でのノートの作り方
新学年が始まって3日。慣れないクラスにまだ落ち着かない感じかもしれませんね。
初回の授業もまだの科目もあるでしょう。ということは、ほぼすべての科目でノートやワークが真っ白な状態だと思います。このタイミングで大切なことをお伝えします。
公立中学校では、ほぼすべての科目で問題集(ワーク)が配布されます。
(ノートはテストのタイミングで先生に提出してチェックを受けることが多いので、かならずキチンと作っておいてくださいね。)
ノートは先生が黒板に書いた内容を全て書き写すということは少なくなっています。その代りに授業内容をまとめた板書の代わりになるプリントが配布する先生が多いです。そして先生からは、そのプリントをノートに貼るように指示されます。
中学1年生から見ると小学校との違いを感じるポイントですね。
プリントにはところどころ空白があります。その空白は大切なキーワードを書き込むためのスペースです。
先生の指示には「工夫をして」従いましょう
授業でに「〇〇(キーワード)を書きなさい」という指示があります。成績のいい子はここでの一つの工夫をしています。
どんな工夫をしているのかというと、テスト勉強のときに使いやすいように意識をしているんです。
定期テストの問題は授業中に配られたプリントやワーク(問題集)から出題されることがほとんどです。
だからテスト1,2週間前にプリントやワークを使って勉強します。でも、ノートに貼ってあるプリントにキーワードを鉛筆で書きこんでしまっていたら・・・?
答えが見えてしまうので、覚えたかどうかのチェックができません。チェックをしようとするとこんな状態になってしまいます。
スペースの大きさがふせんに合っていたらいいのですが、そうでない場合はサイズを合わせる作業が必要になります。ここで不必要な手間と時間ががかかってしまい同じ時間勉強しても差がつくことになります。
だからノートやワークには黒で書き込みません。赤やオレンジ、ピンクのペンを使います。
暖色系の色を使うと、この写真のような状態になります。写真が粗いですが、赤い透明シートをかぶせると答えが見えなくなっています。
赤のボールペンはうっすらと見える場合があります。個人的にはオレンジの水性ペンや消せるペンをおススメします。
目的を考えたノートやワークの書き方を
なぜ学校の先生はノートを作らせるのでしょうか?
後で見返すため、ですよね。では、なぜ「後で見返す」のでしょうか?
それはテスト勉強の時に役立てるためです。
もし担当の先生から「黒で書きなさい」と指示されたのなら仕方がありません。しかし、具体的な指示がないのなら、「何のためにノートを作っているのか?」ということを意識して書き込んでくださいね。
ほんの少しの差がテストの点数となって表れます。
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