2024年06月26日
タイトルの通り、大阪府立高校の入試日程が前倒しになるかもしれません。
数日前に大阪府教育庁がそんなことを検討しているという記事を新聞各社が書いています。
『私学無償化で公立人気低迷の大阪、府立高一般入試の前倒し素案を公表』
https://www.sankei.com/article/20240620-5H4RDWLLFZMVNOWXD2IG4IJERI/
学習指導要領が改訂され、教科書が分厚くなりました。
学ぶ内容が多く、授業時間が足りないということで堺市でも夏休みが1週間短縮されています。
(以前は9月1日が2学期の始業式でしたもんね。今年は8月26日です。)
また中学3年生については補充授業といって夏休みの間に1週間、午前中だけですが学校で授業が実施されます。
また塾講師が言うのもアレですが、学校で教科書を習い終えてから入試の過去問を解くには時間が足りなくなってしまいます。
それなのに入試を前倒しするなんて・・・
記事にもありますが、私立高校の授業料無償化で公立高校の人気が落ちています。そんなのは予想できたことで、当然の結果でしょう。
あまり文句を言いたくはないのですが、生徒のためというよりはマズイ部分を取り繕う施策のような気がしてならないのですが、いかがでしょうか?
良いところは進路が決まってから卒業式を迎えられることでしょうか。現状は公立高校一般選抜→卒業式→合格発表の順なので、卒業式の段階では公立高校を受験した生徒の進路が判明していないんですよね。
いずれにしても高校の授業で必要な単元をしっかり習得して入試に臨めるようなスケジュールにしていただきたいものです。
最後までお読みいただいて、ありがとうございます。