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公立中学校へ進学予定の6年生にこの冬取り組んでもらいたいこと(数学編)

2019年12月11日

中学の授業への備えは冬休みプラス春休みで考える

小学校6年間。あっと言う間ではなかったでしょうか。私の長女は中学3年生。ちょっと前まで小さかったのに、あっと言う間に小学校6年間+中学校3年間が終わろうとしています。

6年生は重要な学校行事もほとんど終わりましたね。あと3カ月で卒業式。そして春からはいよいよ中学生に。

今日は中学校での勉強について、特に中学校での学習をスムーズにスタートさせるために大切なことをまとめます。

年末年始をはさむ冬休みは非常に日数が少ない。だから、この冬休みと春休みを合わせて計画的に準備をすると効果的です。

※中学校の成績や卒業後に進学する高校は中学1年生の1学期の成績である程度の予測ができます。よろしければ、コチラの記事をご参考になさってくださいね
中学1年生の1学期で3年間の成績が予測できる

公立の上位校、この辺りなら三国丘や泉陽、岸和田、鳳といった学校に進学希望なら、特にしっかりと準備しておいてくださいね。

私たち保護者の世代の入試と違って、中学1年生の1学期からすべての成績が内申点に反映されますので。公立高校の入試において「中3からの大逆転」は起こりにくくなっています。

「志望校なんて、まだ先の話」という方や「よくわからない…」という方も、この時期にどれだけ準備をしておくかどうかで、進学する高校や大学が大きく変わります。

中学校の授業はこんな感じです

さて中学校の授業の進め方です。中学校では、小学校で学習する単元については理解している前提で授業が進められます。

中学校の先生方もそうしたいのでしょうが、最近は復習を入れながら授業を進めるているようです。とは言え小学校での授業のように丁寧に復習授業をするというわけではありません。

「〇〇って、小学校のときに習ったね。△△だったね。思い出せたかな?」といいうくらいです。

中学校入学までに予習をする?それとも復習?

先ほども述べましたが、1年生の成績が内申点に反映される入試制度になって数年が経ちます。そして、その仕組みをしっかりとご理解いただいている保護者の方が増えてきたように思います。

それを証明するように冬休みから3学期には「中学校の授業の準備をしておきたい」というお問い合わせをよくいただきます。

確かにおっしゃる通りです。中学校で学習する内容を予習しておくと、中学校での授業がよく理解できるようはずです。

しかし、それはお子さんの状況によります。予習型の学習が向いている場合と、小学校の復習が必要なお子さんがいます。

数学の授業への準備

数学の授業で、1学期の中間テストまでに学習するのは計算が中心です。だから、整数、小数、分数の四則計算は早く正確にできるようにしておく必要があります。

中間テストを乗り切ったあと、試練がやって来ます。1学期の期末テストに向けて、「単位量当たりの大きさ」「平均」「速さ」「割合」といった小学校で学習した難関単元の知識が必要な内容を学習します。

↑中1の数学の教科書の目次なのですが、赤で囲んだ部分でその知識が必要です。「文字を使った式」「方程式の利用」ですね。

中間テストでそれなりに成績が良かった子が、期末テストで成績を下げてしまう大きな要因です。

「単位量当たりの大きさ」「平均」「速さ」「割合」といったの単元の文章問題をスムーズに解けるかどうか、ぜひチェックしてあげてくださいね。

ポイントは式を正確に書けるかどうかです。

式が立てられないようなら、この時期にキチンと復習すれば間に合います。

お子さんの理解が問題ないようなら、中学校で学習する内容の先取りがおススメです。

まとめ

上記の復習、そして中学内容の予習を春休みまでに進めておくことが大切です。そうすると中学校での数学の授業には自信を持って臨むことができます。

ぜひ、お子様の状況に合わせて、冬休みと春休みを有効に活かしていただけると嬉しく思います。

 

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