2020年03月10日
入試前日に伝えたこと
「行ってらっしゃい!」
公立高校の一般選抜前日。
一部で「入試延期かも?」という話もあったようですが、予定通り明日3月11日に大阪府の公立高校、一般選抜入試が行われます。
コロナウイルスでの一斉休校を受けて中学3年生たちも自宅待機。今日は前日指導ということで登校後、午後から教室にやって来た受験生たち。
こんなことを伝えて送り出しました。
顔つきが変わってきた
うん、きっと大丈夫。昨春に比べるとどうでしょう?すごく成長していませんか?いろいろな面で。
自分の目標に向かって、コロナウイルスにも負けずに最後までやり切ることができました。春休みや夏休みは目の前のスマホに負けることも多かったのがウソのような顔つきになりましたよ。
最後の追い込みとして計画したことは、それなりに出来たよね。
「完璧じゃない」と思えたらOK
完璧じゃないかも?
もちろん、です。「もう完璧!」「全て勉強しつくした」なんていうツワモノはいないでしょう。いるとしたら余程スゴイやつか、勘違いをしているだけ。自分の不完全さを認識できているのも成長した証拠です。
5時間の勉強って楽?
受験勉強を始めてころは2~3時間で「もう、しんどい~」って弱音や愚痴が出ていました。今はどうですか?テスト前の日曜勉強会では「5時間って楽やわぁ」なんて私たちからすると「どの口が言うねん!」ってツッコミたくなるセリフを口にしていましたよ。
幼稚園児と50m走?
緊張するかも?
それも大丈夫。緊張しても大丈夫。もう合格点を取ってくるだけの力は持っています。
昨年の受験生に伝えたしブログにも書きましたが、緊張するのはギリギリの勝負、本気の戦いだからです。
幼稚園児と50m走をするのに「勝てるかなぁ」「負けたらどうしよう」って不安になる人はいないでしょう。
でも勝つか負けるか分からないから不安も出てくるし、緊張もするんです。
不安や緊張があったとしても、きっと幼稚園児と走るよりいいタイムが出るはずです。
先週の名古屋ウィメンズマラソンで国内最高タイムを出した一山麻緒選手がまさにそうですよね。(受験勉強でマラソンなんて見ていなかったらスミマセン)
つまり緊張感があるというのは、ベストを出せる状態だとも言い換えることができます。
いってらっしゃい
いやぁ、本当に逞しくなりました。
あとは「合格しに行く」だけ。どうか頑張ってきた自分を信じてあげてください。緊張しても目の前の一問に集中して、自分のペースで解答欄を埋めていきましょう。
ゴールは目の前です。
行ってらっしゃい!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。