2018年05月25日
質問をいただきました
「急にそんなに成績が上がるなんて信じられません。具体的にどんなことをしたのでしょうか?」
先日の中間テストで成績を爆上げさせたのに喜ばない生徒の話を読んで、こんなご質問がありました。
*先日の記事はこちら『大幅な点数アップなのに喜ばないワケは…』
定期テストの成績を上げるためにしたことはこの1つ
これまでもブログにも書いてきたことと重複します。だから、いつもお読みいただいている方には繰り返しになりますが、説明していきますね。
定期テストで点数を上げるのに必要なことは「わからない」ことを「わかる」ように、そしてその「わかった」ことを「できる」ようにすることです。
「わからない」→「わかる」は間違えた問題を解説することです。
その後の「わかる」→「できる」が点数を上げるのに大切なポイントです。そのために、今回こんなことをしました。
それは「学校のワークを3回繰り返して解くこと」です。たった、それだけです。
3回解くときに気をつけたこと
1回目の注意点
1回目はあえて何も言わずに解いてもらいました。その後、こちらで採点をして間違い直しをしてもらいます。採点をしながら、いくつ質問をします。
例えば、こんな感じです。
次の( )に適する語を選んで書きなさい。
彼は野球をしていました。 He ( ) playing baseball. (is,am,are,was,were) |
「なんでwasを選んだの?」
「えっ、主語がHeだから…」
「それだけ?」「じゃあ、isはアカンのかな?」
「えーっと…、あっ、最後が”た”になってるから!」
「それだけ?」
「う~ん、あ!playingがあるから」
「そう!過去進行形で日本語訳が”~いました”になってるからやね!」
全問ではありませんが、こんな感じで知識の確認や解説をしながら全問の間違い直しをします。
*今回はあえて応用問題や発展問題まで解かずに、基本問題に集中しました。現状の成績や理解度を考えて問題の取捨選択をするのは大切だと考えます。
2回目の注意点
このときに大切なのは解く前の時間です。1回目に理解できなかった問題、ミスした問題を復習してもらいます。前述した会話や解説を振り返ってもらい、ミスの原因は何だったのかを思い出しながら復習をします。
その後で2回目にチャレンジします。
成績のいい子や得意科目なら間違えた問題だけを解き直してもいいかもしれません。
今回はそれまでの成績が悪く、ミスを減らすトレーニングのためにも全ての問題を解いてもらいました。
3回目の注意点
2回目まではノートなどに解いてもらっていましたが、3回目は学校のワークに直接、書き込んでもらいます。
もちろん、その前に2回目で間違えた問題、理解不足で解けなかった問題の復習をしてからです。
3回目ともなると答えを覚えてしまっている問題もあります。でも、そんな問題はなんとなくこちらも見当がつきます。正解であっても、その答えを書いた根拠を聞いたり、途中式を確認したりしました。
次回へむけて
今回は彼が未来アカデミーに入ってから初めてのテストでした。大幅に成績アップした科目もあれば、手の回らなかった科目もあります。
それを踏まえて次回のテストに向けての学習をスタートさせています。
上記のように細かくチェックするのを毎回、全科目にしていると自分一人で勉強できなくなってしまうかもしれません。
自力で成績をキープできそうな科目はできるだけ自力で取り組んでもらいます。勉強の仕方を身につけ、再現でき、自分で勉強する力を身につけてもらいたいですからね。もちろん、途中経過のチェックはしますし、分からない問題は質問OKです。
今回は手がキチンと手が回らなかった科目があったし、次は期末テストなので科目数も増えます。それを踏まえて期末テスト勉強を始める日を決めています。
次のテストで彼がどんな成長を見せてくれるでしょうか。楽しみにしています♪
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最後までお読みいただき、ありがとうございます。