2018年09月12日
来週はシルバーウィーク!
1週間、授業をお休みさせていただきます。
昨年までは完全にお休みしていました。でも今年は、何人かから要望をがあったので、自習をできるように教室は開けていますけど。
受験勉強って何をしたらいいの?
ところで「中学2年生はいつから勉強を始めるべきか」という記事にも書きましたが、そろそろ中学2年生にも定期テスト対策以外にも勉強に取り組んでほしい時期になってきました。
そんなことを書いたら「受験勉強って何をしたらいいの?」と中学2年生の塾生から質問をもらいました。
そうなんですよね。「受験勉強」と言っても具体的にイメージしにくいですよね。今まで、やったこともないですしね。
そこで、来週のシルバーウィークに現役バリバリの受験生、中学3年生が取り組むことを書いてみます。
受験勉強の3つのポイント
中学3年生には夏休みが終わると「2学期のスケジュール」を把握してもらいました。
その後、一人ひとり塾の授業以外に自分で勉強する内容を決めてもらっています。
具体的には…、「学校で配布された3年間の復習問題集で歴史について1週間で2単元を9割以上正解できるようにする」というようなイメージです。
この勉強内容を決めるときのポイントは、次の3つです。
①どの教材を使うか
②どれくらいのペースで勉強するのか
③勉強したあと、どのような状態になっているのか
勉強をしたのかどうか、他の人が確認をしたときに成果が明確になるように計画を立ててもらいました。
3か月先を目標に
あとは、「1週間分の学習を何週間勉強したら、その教材の目標ページまで到達するか」も考えてもらいます。
この教材を使って歴史を仕上げるなら、来週から年末までに仕上げるなら週に1単元、冬休みに2単元ペースで進めたら最後まで終わらせることができますよね。
来週から年末までは15週間ありますが、定期テストの勉強を2週間前から始めるとしたら11週間で計算してみてくださいね。
出来るようになるまで何度も同じ問題を
ここが一番大切です。1冊の問題集をひと通り終わるだけでは足りません。できれば1年間で3回くらい解いてほしいと思います。
「同じ問題を解いて意味があるの?」
という疑問があるかもしれませんね。
答えはYESです。2冊、3冊と同じ科目の問題集を解いても、似たような問題で間違えることが多いと思います。それなら1冊を「完璧!」と言えるようになるまで解き直すほうがいいです。
管理のし過ぎでは…?
こんな質問をいただいたことがあります。
「そこまで受験勉強の管理をして、自分でできない子になりませんか?」
ご心配よくわかります。そうですよね。何でもつきっきりでフォローをすると自分では動けない子になってしまいかねません。
私たちが勉強の内容などをチェックしているのは、高校生になったとき、大学受験、それ以降で自分で動けるようになってほしいからなんです。
日付を逆算してスケジュールを立てる。立てたスケジュールを徹底してやり切る。これって受験でも社会でも必要なチカラだと思うんです。
1回やり方を経験すれば、次に似た状況になったときに応用が効きます。だから初めての定期テスト、初めての受験のときは徹底してフォローするようにしています。
やるべきことが明確だからこそ
こんな感じで未来アカデミーの受験生たちは、「今やるべきこと」をそれぞれ明確にしてもらっています。
だからこそ、塾がお休みのときにも教室に来て課題に取り組みたいんだと思います。手前味噌ですが、頑張り屋の生徒たちです。
中学2年生を始め、これから受験勉強に取り組む「あなた」にとって少しでもお役に立てると嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。