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不便な立地をはねかえす魅力は~上宮太子の説明会レポート~

2021年07月01日

オンライン学校説明会

久しぶりに私立高校の説明会に参加してきました。

といってもリアルの説明会をオンラインで視聴するスタイル。今シーズンに入っていくつかの学校から説明会の案内が来ましたが、オンライン中継をしてくれるところはまだまだ少ないです。

もっとオンライン中継が増えると多くの学校の説明会に参加できるのに・・・

ということで、上宮太子高校の説明会レポートです。

事前に資料が届きました。嬉しい配慮です。

デメリットだけでなくメリットもある立地の悪さ

上宮太子には数年前までは併設の中学校があったのですが、天王寺区の上宮中学校と統合されました。

なかなかの立地なので、なかなか生徒募集はキビシイものがあるのではないでしょうか。

ただ考えようで、田舎にあるからこそのメリットも。通学に不便な立地なので多くの生徒が集まりにくい。だからこそ少人数で丁寧に見てくれます。また帰宅途中に繁華街で遊んで帰るというようなことは難しいですからね。

ただ堺方面から通学しにくいのは事実。それでも、ウチのような小さな塾から数年ごろに進学を希望する生徒さんがいるんです。だから南海本線の駅からスクールバスが出たら志願者も増えると思うんですよね。

※南海高野線・金剛駅からスクールバスが出ています。
スクールバスは乗ってしまえば楽ですよ。寝てもいいし、勉強もできますからね。

コース編成

来年から3コース制で前学年が揃います。再来春の大学進学実績がどう変わるのか注目です。

特進Ⅰ類

国公立大学を目指すコース。35名1クラスでの募集です。

特進Ⅱ類

難関私立大学を目指すコース。こちらも35名1クラスでの募集です。

ありていに言えば関関同立を目指すコースです。そのため2年生から3教科を重視したカリキュラムになっています。

総合進学

3クラス105名の募集です。

中学校の学習内容を補強するリメディアル教育を行っています。

進路は学校選抜型推薦(指定校推薦)や高大連携での進学が多いようですね。
(実数の資料がなかったので何とも言えませんが…。実数を公表するほうが魅力が増すように思うのですが、どうなんでしょう?)

3コース合わせて1学年5クラスと大阪の私立高校としては、かなり小規模な学校です。小規模だからこそ入学時の偏差値に比べると、なかなかの大学進学実績が出せるのだと思います。

入試制度

注意しないといけないのが入試制度です。

3科目入試(総合進学コース専願者)

総合進学の専願だけが国語・数学・英語の3教科入試(100点×3科目)です。理科と社会は中学3年生2学期の評定を50点×2科目=100点で評価。

合計400点満点での入試という珍しい仕組みです。

特進Ⅰ類(専願・併願)、Ⅱ類(専願・併願)、総合進学(併願)は100点×5教科=500点満点での一般的な入試形態です。

高得点重視型(全コース専願者)

また全コース、専願者のみですが高得点科目重視型という入試制度を導入しています。

最高得点の科目の得点を2倍して評価するそうです。

入学後の成績推移が気になる制度です・・・

英検優遇

2級=100%、準2級=80%、3級60%で当日試験の点数を換算します。

学校見学&個別相談会

個別に学校見学をさせてくれるそうです。また個別相談は毎週土曜日にオンラインでの実施です。

日程を合わせてくれるのは嬉しいです。少しでも興味のある方は、ぜひ学校に問い合わせてみてくださいね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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